Khephren Thuram
夏の移籍市場は、9月1日をもって閉じましたが、あの時期を思い返すと、リバプールの有力な補強ターゲットとしてケフレン・テュラム（フランス）の名前は長くメディアを賑わせていましたね。
結果的に、リバプールがケフレン・テュラムを獲得することはなかったのですが、以前私がニースの幹部が語ったことを読んだのですが、リバプールから打診はあったが断った旨の話をしていました。
ただ、近い将来には新天地を求めるだろうとの見方が強いようです。
ケフレン・テュラムは、22歳のミッドフィールダーで192cmの長身を誇っています。
果たして、今後もリバプールは彼を追って行くのか？ですが、激しい獲得レースもあるようです。
90minによれば、テュラムにはヨーロッパの6クラブが関心を寄せているとのこと。
その6クラブとは、リバプール、ユベントス、パリ・サンジェルマン、バイエルン、トッテナム、ドルトムントだと・・・。
ただ、多くのクラブが狙っているとは言っても、熱量の差は当然ながらあるようです。
同誌の見方では、最もテュラム獲得に熱心なのはユベントスだとのこと。
これは、ポール・ポグバの状況に起因しているというのです。
冷静に考えてみると、リバプールは夏の移籍市場で4人のミッドフィールダーを獲得しており、次の移籍市場が開く際に優先すべきポジションはどこなのか？を見るべきだと私は思います。
おそらくそれは、ディフェンスだろうと。
遠藤航は、これからフィットして来るだろうし、ライアン・フラーフェンベルフも高いポテンシャルの片鱗を見せています。
アレクシス・マクアリスターもアンカーは出来るし、ドミニク・ソボスライだって中盤の底であってもこなすことは出来ます。
さらに言えば、ステファン・バイチェティッチが復帰しており、今後チアゴも帰って来ることを考えれば、やはり優先事項はディフェンスなのかな？というのが私の考えです。
もし、テュラムを獲りに動くならば、誰かがリバプールを去るというケースの場合でしょうか。
チアゴについては、リバプールは残したい意向だともされており、来る1月での状況を見てみたいですね。
ただ、これだけ多くのクラブの名前があがってしまうと、誰かが意図的に流している？という感も拭いがたいものはあります。
LFCが、今後のチーム創りにどんなプランを持っているのか？
しっかりと見極めたいと思います。