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今シーズンのファン・ダイクが傑出したCBであることに疑いの余地はないとしたサミ・ヒーピア

Virgil Van Dijk

かつて、リバプールのキャプテンを務めセンターバックとして活躍をしたサミ・ヒーピアのことは、この場でも折りに触れて取り上げていますので、ご存知の方々も多いことと思います。
読書家としても知られ、インテリジェンスあふれるキャプテンでした。
そのサミ・ヒーピアが、今シーズンのファン・ダイクについて、プレミアリーグで傑出したセンターバックであることは疑いの余地などないと語っています。

今シーズンからリバプールのキャプテンとなり、オランダ代表でもキャプテンであるファン・ダイクは、2020年10月に前十字靱帯を損傷するという大怪我を負っており、その後のパフォーマンスが100パーセントに至っていないという声があったことも事実です。
ファン・ダイクが怪我をしたときのことは、私自身忘れることはできません。
あれだけの怪我を負ってしまったのですから、それがキャリアに影響を与えないとは言えませんから。

ただ、今シーズンのファン・ダイクは、とても状態が良いように見えますね。
リバプール対エバートン戦が終わったとき、私は結果と感想をアップしたのですが、その際にも「ファン・ダイクがよかった」と書かせていただきました。
サミ・ヒーピアの目にもそう映っていたようです。

ファン・ダイクについてサミ・ヒーピアが語ったことはBBCが報じており、その中にはこんな言葉がありました。

Sami Hyypia
彼は、世界でもトップクラスの実力者だ。
毎回あのレベルでプレイすることが期待される中、彼は基準を高めて来たが、それは難しいことだったと私は思うよ。
でも、彼はよくやっているし、私達のチームで大きな存在であり、偉大なリーダーだ。
だから、私達は辛抱する必要があるよ。
彼のベストはこれからやって来る。
今シーズンの彼は、何試合かでまだ高いレベルにあることを示したと思うし、今シーズンのプレミアリーグで、彼が最高のセンターバックとなることに、私は何の疑問も抱いていないよ。

2020年に大怪我を負ったファン・ダイクですが、復帰した翌シーズンには、ほぼフル稼働状態でした。
どれほどタフな人であっても、あれだけの怪我を負えば、影響がないとは言えないと思います。

それにしても、サミ・ヒーピアは常に冷静に物事を見ているし、リバプールのことを思ってくれていますね。
いまも、「私達のチーム」と言ってくれることも素敵です。
今週は、ヨーロッパリーグがありますが、私としてはファン・ダイクは休ませてターンオーバーをした方がいいと思っています。
ファン・ダイクが1年でも長くピッチで活躍することを願うばかりです。

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