プレミアリーグ プレイヤー

ルイス・ディアスを讃えるアリソン 彼は私達を助けようとしてくれた


現地時間日曜日に開催されたルートン・タウン対リバプール戦は、人々にフラストレーションを与えたかもしれません。
ですが、この日のピッチに特別な思いを秘めて臨んでいたプレイヤーがいたことを忘れるわけには行きません。
ご両親が誘拐され、いまだにお父さんの消息が不明なルイス・ディアスですが、アウェイゲームでメンバー入りを果たし、リバプールに同点ゴールをもたらしました。

リバプールの守護神であるアリソンは、試合後にSky Sportsへ向けてルイス・ディアスへの思いを語っています。
そこには、アリソンがいかにチームメイトを大切にしているかが伝わって来るものがありました。

Alisson Becker
それは、彼の性格や内面の強さを物語っているね。
彼が今、どんな思いをしているかを想像できる人はそうはいない。
彼の近くにいる私達も、もちろん彼をサポートしているよ。
私達は、彼の痛みを感じているが、彼にとっては次元が違うことなんだ。
フットボールは時として、暗い瞬間にある人々に歓びをもたらし、苦しんでいる誰かに歓びをもたらすこともある。
そして今、フットボールがルチョに歓びをもたらしていると思うんだ。
私達は、彼が何を必要としようとも、時間の許す限り彼と一緒にいるよ。
彼はトレーニングにやって来て、試合に出て、本当に重要なゴールを決めてくれたね。
私達は、彼と一緒にいる!100パーセントだ!
フットボールは時に、良い意味で驚かされることがある。
それは、私が非常に困難な状況に陥っているときもあったし、他の人にもあったし、今日もあった。
ピッチにいれば、仕事に集中しているし、彼は集中してチームがポイントを獲得することを助けようとしていたように思うよ。
彼はそれを私達のためにやってくれたんだ。
(以下、Liverpoolfc.comへアリソンが寄せた言葉)
本当に難しかった。今夜は本当に強い相手だった。
試合前に見た彼等の写真から予想をしていたとおりだったよ。
彼等はピッチ上でそれを示し、私達が見たとおりのプレイをして来た。
一度は成功したのだからね。
悪い試合をしたわけではないと思うよ。
もっと得点をし、勝てる試合をしたと思うんだ。
自分達が創った状況を活かせなかったから1ポイントしか取れなかった。

ルイス・ディアスが示した内面の強さ。
また、試合終了直後にこれだけのことを言えるアリソンの素晴らしさ。
無論、勝ち点3が欲しかった試合ですが、アリソンが言うように、フットボールは暗い瞬間にある人に歓びをもたらすことがあるものだと思います。
アリソンの言葉に接したとき、私はルイス・ディアスのゴールを見られてよかった!という気持ちの方が大きくなりました。
強いチームとは、常に改善をしていけるものだと思うし、リバプールにはそうあってほしいですね。

-プレミアリーグ, プレイヤー
-, , ,