プレミアリーグ

LFCがルートン・タウンに書簡を送ったことが明らかに ルートン・サポーターのチャント問題


ケニルワース・ロードというスタジアムは、もしかしたらプレミアリーグの汚点になってしまうかもしれません。
ルートンのサポーターからヒルズボロの悲劇を冒涜するチャントが出てしまったことは本当に残念で、少し厳しい言い方をすれば民度を疑いたくもなります。
勿論、ルートンファンの全員が良くない行動をしたわけではありませんが、今回の件については現地では結構な問題となっており、スタジアムからの永久追放や刑事訴追の措置が取られる可能性も指摘されています。

この非常に残念な出来事ですが、Sky Sportsも大きく取り上げています。
それはそうですよね、Sky Sportsはジェイミー・キャラガーをコメンテーターとして起用していますので。
前の稿でも少し触れたのですが、ジェイミー・キャラガーの怒りは相当なもののようです。

ところで、そのSky Sportsによればですが、LFCはルートン・タウンに対して書簡を送ったといいます。
LFCは、ルートンがプレミアリーグによるチャントに関する新しい指針に従うのか、騒ぎを起こした当事者(直訳すると「加害者」)に対して、どのようなスタンスで臨み、今後どう対応していくのか?について回答を求めたとされています。

Sky Sportsだけではなく、他のメディアも報じていますが、リバプールはマンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッドと協力をして悪質なチャントに対する対応を練り上げて来たといいます。
特に、悲劇に関するチャントはあってはならないですよね。
おそらく、ヒートアップする対戦カードがリバプール対マンチェスター・シティ戦であり、リバプール対マンチェスター・ユナイテッド戦ということもあるのでしょう。

リバプールには、ヒルズボロの悲劇があり、ユナイテッドにはバイエルンの悲劇があり、クラブ史に大きな影を落として来ました。
ただ、その悲劇があった日には、ライバル関係を度外視して祈りを捧げて来たのも事実。

ルートン・タウンのスタッフや大部分のサポーターには罪はないと私は思いますが、それでもこの事件は起きてしまった。
私は、あまり強い言葉を使いたくないのですが、サポーターはクラブを写す鏡だとも言えるし、もはやルートンはプレミアリーグにふさわしくないクラブと呼ばれても致し方ないように思います。
今回は、少しシリアスな内容で、厳しい言葉も使ってしまいました。
ただ、ご遺族のためにもしっかりと責任の所在を明らかにするとともに、厳正な処分を求めます。
そして、リバプールの選手達は次の試合へ向けて集中ですね。

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