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代表戦で見せたルイス・ディアスとアリソンの友情


各地で代表戦が行われていますが、南米ではワールドカップ予選が行われ、コロンビア対ブラジルの対戦がありました。
コロンビア代表には、リバプールからルイス・ディアスが参加しており、ブラジル代表にはアリソンが。
試合は2-1のスコアでコロンビアが勝利しています。

リバプールファンにとっても嬉しいことは、コロンビアの2点は、いずれもルイス・ディアスが決めたものであることです。
一方、ブラジルのゴールマウスを守っていたのはアリソンであり、まあリバプールファンとすれば、身を引き裂かれるような思いですね。

ルイス・ディアスといえば、ご両親が誘拐され、特にお父さんに関しては解放されるまでに多くの時間を費やしていました。
お父さんご本人は、どれだけ大変な思いをなさったか。
また、待つ身であったルイス・ディアスの心情は察するに余りあります。

コロンビア対ブラジル戦ですが、本当に清々しい光景が試合後にはありました。
敗れたにもかかわらず、アリソンがルイス・ディアスとハグをかわす姿に、私はつい涙腺が緩んでしまいました。

そう、僕はピッチの上でいつも父のことを思っていた。
父は、困難な時であっても正しいメンタリティーを持っていたよ。
このゴール、この勝利は、彼のためにある。

アリソンは、ブラジルがコロンビアに敗れたにもかかわらず、試合後にはルイス・ディアスに声をかけた。
彼は、この試合がルイス・ディアスの家族にとって何を意味するかを知っていたのだ。

私は、リバプールの1人のファンに過ぎませんが、それでもルイス・ディアスを、アリソンを誇りに思います。
素晴らしきスポーツマンシップ。
アリソンの人柄、ルイス・ディアスのメンタリティー。
どれだけ讃えても足りないように思います。

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