シャビ・アロンソといえば、リバプールのレジェンドであり、今もなお多くのファンからリスペクトされていますね。
イスタンブールの奇跡を起こした際のメンバーでもあり、クラブレベル、代表レベルといずれにあっても素晴らしい戦績を残したスターでありました。
現在、シャビ・アロンソは、ご存知のとおりブンデスリーガのバイヤー・レヴァークーゼンで指揮を執っており、目覚ましい成果を残していますね。
シャビ・アロンソがバイヤー・レヴァークーゼンの監督に就任したのは昨シーズン途中のことで、当時降格の危機にあったチームを見事に立て直し、ヨーロッパの舞台を狙える位置まで浮上させました。
さらに、特筆すべきは今シーズンの躍進で、バイヤー・レヴァークーゼンはバイエルンなどの強豪を抑えてずっと首位に立っています。
名プレイヤーは、名指揮官になり得るか?というのは永遠のテーマですが、シャビ・アロンソは若くして傑出した指揮官ぶりを発揮していますね。
さて、シャビ・アロンソ監督が、見事な成績を残せば残すほど、ゴシップが飛び交うのも事実です。
例えば、よく噂になるのは、近い将来には古巣のチームに凱旋するのではないか?ということで、具体的にはリバプール、レアル・マドリード、バイエルンの名前があがっていました。
ところで、仮にですが上記の3クラブがシャビ・アロンソ監督を迎えようとした場合、リリース条項があるとされて来ました。
リリース条項については、契約解除条項のことで、いわゆる違約金ですね。
これがあった場合、そのリリース条項に定められている金額を支払えば、シャビ・アロンソ監督を連れて来ることができます。
しかしながら、シャビ・アロンソ監督が古巣の指揮を執る場合にリリース条項が設定されているということをバイヤー・レヴァークーゼンのCEOが否定したそうです。
それは存在しないと。
Talksportの記者が聞き出したそうです。
CEOは、リリース条項について「ノーだ。我々の間にそれは必要ない。私達とシャビは非常に良い関係を築いているからね」と応じたとのこと。
プレミアリーグで一時代を築いた名プレイヤーとしては、例えばスティーブン・ジェラードがおり、フランク・ランパードもそうだと思いますが、監督としてのキャリアはほろ苦いものになりましたね。
勿論、指揮官としてはまだまだ若いので、これからでしょうが、シャビ・アロンソが異彩を放っていることは事実です。
いつの日かアンフィールドで指揮を執る日が来るのか?
それは、まだ分かりませんが、有力な候補であることは事実だと思います。