Ryan Gravenberch
今年の夏に、リバプールは4人のミッドフィールダーを新戦力として迎えましたが、最後に決まったのがライアン・フラーフェンベルフでしたね。
アヤックスで輝き、ドイツのバイエルンへ新天地を求めたフラーフェンベルフでしたが、そこでは出場機会に恵まれず苦しんで来たという経験を経ています。
しかし、リバプールへやって来るや、チームへの貢献度も高く、これまでに限っても良い活躍をしてくれていると思います。
スタメン出場の回数ですが、昨シーズンのバイエルン時代での数を既にリバプールで抜いているそうです。
それだけ重用されているということですね。
そのフラーフェンベルフが、ユルゲン・クロップ監督が自信を与えてくれたという趣旨の発言をTNT Sportへ向けて語っており、エコーも記事にしています。
Ryan Gravenberch
彼（クロップ）と話をすると、まるで家族のような温かい気持ちになるんだ。
それが僕にとって欠けていたことなんだよね。
彼がその感覚を僕に与えてくれたことをとても嬉しく思う。
監督とは、良い関係を築けているんだ。
彼が試合について、あるいは他のことでも僕に話したいことがあれば、お互いに話ができているよ。
良いつながりを持てているんだ。
彼は僕に自信を与えてくれるし、再びピッチに立つ時間をも与えてくれる。
その彼は、僕にこう言ったんだ。
もう一度試合を楽しみなさい、とね。
そこで僕はそれを実行をすることによって、再び自信を取り戻せたよ。
バイエルン時代には、仮に試合に出場したとしても、1試合でのプレイ時間が極端に短かったですからね。
それが、リバプールではスタメンに選ばれることも珍しくありません。
フラーフェンベルフの場合には、まずファーストタッチが上手いですし、ボールを持ってからの初速が異様に速いですね。
シュートを狙う姿勢も持っている。
考えてみれば、フラーフェンベルフは夏のプレシーズンをリバプールで過ごしたわけではありません。
それでも、こうしてフィットしているのですから、これからが楽しみな選手だと思います。
益々の活躍と飛躍に期待しています。