ヨーロッパカップ戦 試合日程・結果

サン=ジロワーズ対リバプール戦の結果と感想(ELグループE)


先ほど、ヨーロッパリーグ・グループEのサン=ジロワーズ対リバプール戦が終了しました。
試合は、2-1のスコアでホームのサン=ジロワーズが勝利しています。
既にグループEの首位通過をリバプールは決めていましたので、主力を休ませつつ負傷者を出さないことが一番だとは思っていても、いざ観戦すると勝ってほしいと思ってしまいますね。

勝利しかないホームのサン=ジロワーズは主力によるチーム。
一方のリバプールは、若手を起用しての対戦となりましたが、攻守においてリバプールはサイドが上手く機能しなかった印象はあります。
ただ、若者達は懸命に戦ったはずだし、私としては「無得点は避けてくれ」という気持ちがありました。
シュート数が非常に少なくなったリバプールですが、今日の試合でもゴールを決めたことによりクラブ記録に並びましたね。

得点経過については、次のとおりです。
▲32分:失点
■40分:ジャレル・クアンザー
▲43分:失点

勝敗はともかくとして、リバプールとすれば若手で誰か猛アピールをする選手が出てくれればいいなと思っていたのですが、結果的にこの試合で最もアピールしたのはカオイムヒン・ケレハーだったように思います。
ケレハーの場合には、もう若手とは呼べないものの第2ゴールキーパーに彼を持っているということは贅沢なことですね。

クアンザーのゴールのことに少し触れますと、右からのコーナーキックを足元で受け右足を振り抜いたシュートでした。
以前、幻のゴールがあったクアンザーですが、シュートも良いものを持っていますね。

ちょっぴり気がかりなことがあるとすれば、コーディ・ガクポを90分間使ったことです。
攻撃の形を作れませんでしので、コーディ・ガクポを生かし切れておらず、ボールに触ろうとすれば低い位置に降りて来て自分で持ち上がるしか事実上選択肢がありませんでしたね。
今日の試合でコーディ・ガクポをフルタイム使いましたので、マンチェスター・ユナイテッド戦のスタメンはルイス・ディアス、ダルウィン・ヌニェス、モハメド・サラーで決まりでしょうか。

今日の試合を見て思ったのですが、若手が輝くのはシニア中心のチームの中に入るから。
多数を若手が占める中では、そう簡単には行かないということでしょうか。
ただ、この試合で負傷者が出なかったことは有り難いです。
ジェームズ・マッコネルが嫌な倒れ方をしたときは冷や汗が出そうになった私ですが、大事に至らずよかったと思います。

コーディ・ガクポを90分間使ったリバプールですが、今日のベンチを見たとき、ダルウィン・ヌニェスは63分の段階で投入していましたし、フォワードが出来るといえばルイス・クーマスを入れるくらいしか選択肢がありませんでした。
それでもいいという試合だったわけで、致し方ない部分はあるかと思います。
ただ、実際に見ているとやはり勝ちたい!と思ってしまうので、いやあフットボールは不思議です。

さて、まずはヨーロッパリーグのグループステージは6試合すべてが終わりましたので、この瞬間からマンチェスター・ユナイテッド戦に集中ですね!
まだ体の線が細く成長期にある若者達がヨーロッパの舞台で戦った。
その姿を見られたので、私としては後々あんな試合もあったね!と言えるような気がします。

この試合でリバプールは5人の交代枠を使っています。
そちらをご紹介してこの稿を閉じたいと思います。
■46分:遠藤航→ライアン・フラーフェンベルフ
■46分:イブラヒマ・コナテ→ジョー・ゴメス
■63分:ルーク・チェンバーズ→カルム・スキャンロン
■63分:ベン・ドーク→ダルウィン・ヌニェス
■75分:カイデ・ゴードン→ジェームズ・マッコネル

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