プレミアリーグ 試合日程・結果

リバプール対アーセナル戦の結果と感想(プレミアリーグ第18節)


先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第18節、リバプール対アーセナル戦が終了しました。
試合は1-1のドローに終わっていますが、密度の濃い90分間でした。
無論、勝ち点3が欲しかったわけですが、まだまだシーズンは続きますし、次の試合こそが大切ですね。

試合序盤は、アーセナルペースだったと思います。
そこで4分の段階でセットプレイから失点をしたリバプールですが、ポゼッションで盛り返して行き、29分にはモハメド・サラーのゴールが生まれてドローという結果でした。
試合の中で、明らかにアーセナルのハンドというシーンがありましたが、あれは手に当たってしまったというよりも、故意にボールを落としたと思います。
プレミアリーグではよくあることですが、謎ジャッジが今日も出ましたね。
ただ、試合は素晴らしいもので、中2日でこれだけのパフォーマンスが出来るレッズの強さは本物ですね。

4分の失点はセットプレイからヘッドで決められたもので、ぎりぎりオフサイドを取れなかったシーンだったと思います。
それでも、早い時間帯で失点を喫して以降のレッズはよく戦っていました。

モーのゴールですが、トレント・アレクサンダー=アーノルドからロングフィードが出て、モーが綺麗に右足のトラップ。
少し持ち出してシュートコースをつくるや、左足でゴールのニアをぶち抜きました。
素晴らしいシュートだったし、トレントのパスが凄すぎました。

ドローではありましたが、もしプレイヤー・オブ・ザ・マッチを選ぶならば、イブラヒマ・コナテかなと思います。
本当に強さを発揮していたし、頼もしさを感じました。
また、遠藤航ですが、私が思うにはリバプールに加入して以来のベスト・パフォーマンスだったと思います。
イエローは1枚受けたものの、非常にアグレッシブに行っていた裏返しですね。
おそらく遠藤はこれで、さらに信頼を得たのではないでしょうか。

アーセナルと引き分けた今、最も重要なのは次のバーンリー戦です。
着実に勝ち点3をゲットしたいですね。
バーンリー戦へ向けてリバプールに不安要素があるとすれば、まずコスタス・ツィミカスが怪我を負ったことです。
相手に押されてピッチ外に転倒した際に肩を打ったようです。
あのシーンでは、クロップさんも巻き添えになっていましたが、心配なのは立ち上がった時の腕の様子です。
考えたくありませんが、場合によっては脱臼している可能性もゼロではないと思います。
そんなことになれば、アンディ・ロバートソン共々左サイドバックが脱臼ですが・・・。
軽傷であることを祈ります。

もう1人、ルイス・ディアスが足を痛めて途中交代をしています。
こちらも心配ですが、真っ直ぐドレッシングルームに引き上げずベンチに座っていましたので、それが意味するものが軽傷であってほしいですね。

コスタス・ツィミカスが負傷をしたことにより、ジョー・ゴメスが左サイドバックを務めましたが、いやあジョー・ゴメスは体が元気ですね。
まったく不安なく見ることが出来ました。
それでも、万が一コスタス・ツィミカスが長期離脱になるようであれば、リバプールは1月の移籍市場には本気でサイドバックを探さざるを得ないケースも考えられます。
検査をするでしょうから、その結果を見てからですね。

リバプールは、ロングカウンターでモハメド・サラーが独走し、トレント・アレクサンダー=アーノルドにパスを供給。
決定機でしたが、それはゴールバーを直撃して得点ならず。
結果はドローでしたが、あっという間の90分間でした。

なお、リバプールはこの試合で4人の交代枠を使っています。
4枚のうち2枚が負傷によるものであり、そこが心配ではありますが、プレミアリーグの折り返しへ向けてスパートを仕掛けたいですね。
では、リバプールが切った4枚の交代をまとめて、この稿を閉じたいと思います。
■35分:コスタス・ツィミカス→ジョー・ゴメス
■67分:ルイス・ディアス→ハーヴェイ・エリオット
■67分:コーディ・ガクポ→ダルウィン・ヌニェス
■67分:カーティス・ジョーンズ→ライアン・フラーフェンベルフ

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