ラヒーム・スターリングが、リバプールからの契約延長オファーを断ったことから、以降いろいろなところで、その去就が取り上げられていますね。
スターリング側は、「夏までは、話し合いを行うつもりはない」というスタンスかと思いますが、若いイングランド代表だけに、何かとメディアの標的にされることもあるでしょう。
こと「契約」というものを理屈で考えてみれば、お互いが対等の立場で結ぶものであり、スターリングが話し合いを延ばしたとしても、そのこと自体は何ら問題のある行為ではありません。
しかし、世の中は動いており、憶測・・・・というものが一人歩きをはじめますからね。
そういった意味では、リバプールにとっては、あまり歓迎できる状況ではないことも確かでしょう。
スターリングに関しては、本当に、無数といっていいほどの各種報道が出ておりますが、移籍するならマンチェスター・シティ・・・という線なのか?という雰囲気も拡がっていました。
しかしながら、Mirrorなどでは、「スターリングはロンドンのチームを望んでいる」という趣旨の報道もなされています。
さらに、スターリング獲得に興味を持っているクラブとして、チェルシーとアーセナルの名前があげられています。
アーセナルに関しては、過日ベンゲル監督が、「我々に必要なのは、スターリングのようなタイプのプレイヤーではない」と発言していましたが、このへんは駆け引きもあるし、事実はまだまだ藪の中ですね。
スターリングは才能あふれるプレイヤーだし、何といっても、まだまだ若い。
伸びしろという点では、金石だと言ってもいいでしょう。
当然、リバプールとしては残しておきたい若手ですが、私が思っているのは、ラヒーム・スターリングの心の中に、まだリバプールがあるのか?
その一点だけです。
将来もリバプールでのキャリアを続けたいという気持ちがあるならば、ぜひ大活躍してほしい。
しかし、どんなに素晴らしいプレイヤーでも、今のクラブに心がないのなら、それを引き留めることは難しいと思っています。
こればかりは、スターリング本人が、言葉にしない限り、ファンには分からない。
スターリングの気持ちが、もうリバプールにないのなら、クラブとしても決断すべきではないでしょうか。
希望としては勿論、スターリングには、リバプールでのプレイを喜んで選択してほしい。
今シーズンも残り2試合のみです。
今後、スターリングの契約問題も、何らかの展開があることでしょう。
見守るしかないですね。