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モハメド・サラーに人種差別行為などをしたエバートンファンが追放処分に


リバプール対エバートン戦といえば、マージーサイドダービーと呼ばれ、1年で最も熱くなる試合のひとつだと言われています。
両チームは、昨年の10月に開催されたプレミアリーグ第9節で対戦をしており、アンフィールドでの一戦はモハメド・サラーの2ゴールにより、リバプールが2-0のクリーンシートで勝利していました。
この試合の際、あるエバートンファンが非常に不適切な行為を行っており、追放処分を命じられたそうです。

日本風に言えば出禁でしょうか。
GOALが報じているもので、同誌は悪さをした人物の名前も公表していますが、1人のエバートンファンとしておきます。
その人物は、モハメド・サラーの名前がコールされた際、人種差別に当たる暴言を吐いており、しかもヘイゼルの悲劇を茶化す行為を行っていたとのこと。
プレミアリーグは、人種差別に反対するというメッセージを発し続けていますし、とても残念なことです。
しかも、ヘイゼルの悲劇といえば、死傷者が出ているわけで、毎年リバプールは鎮魂に努めていました。
ヘイゼルの悲劇については、ご存知の方々もいらっしゃると思いますが、ご参考までに下記にリンクを貼らせていただきます。
ヘイゼルの悲劇から38年 心から哀悼の意を表します

愚かな行為をした人物は26歳であり、裁判所において何故サラーに対する人種差別行為をしたのか?ヘイゼルの悲劇を冒涜したのかを問われたそうです。
その時、その人物は、こう答えたそうです。
「私はバカだからだ」
裁判所では、俯瞰して自分を見ることが出来ていたようですね。
どんな事情があれ、どれほど気持ちが高揚していたといえ、決して許される行為ではありません。

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