先ほど、プレミアリーグ第25節のブレントフォード対リバプール戦が終了しました。
試合は、1－4のスコアでアウェイのリバプールが勝利を飾っています。
ブレントフォードというチームは、上位陣にとってかなり嫌な相手でしたが、アウェイで勝ちきったことは大きかったと思います。
まず、得点経過については、次のとおりです。
■35分：ダルウィン・ヌニェス
■55分：アレクシス・マクアリスター
■68分：モハメド・サラー
▲75分：失点
■86分：コーディ・ガクポ
先制点となったダルウィン・ヌニェスのゴールですが、自陣の深い位置からファン・ダイクが高いボールを蹴り出し、疾走するディオゴ・ジョタへ。
ディオゴ・ジョタにとっては、ちょうど真後ろからのボールであり、コントロールが非常に難しかったと思いますが、ヘッドでダルウィン・ヌニェスへ繋ぎます。
ダルウィン・ヌニェスは、相手ゴールへと向かって突進。
ゴールキーパーと1対1になったシーンでループシュート。
綺麗な孤を描いたシュートラインでしたが、あそこでループを選択するとは！
普通、ゴールキーパーが横になって出て来たところを狙うと思うのですが、ダルウィン・ヌニェスにとってはゴールキーパーが立っていようと関係がなかったようです。
リバプールの2点目は、途中出場のモハメド・サラーがアシストを決め、アレクシス・マクアリスターがゲットしています。
相手のゴールキックを遠藤航がヘッドで跳ね返し、ボールはライアン・フラーフェンベルフへ。
フラーフェンベルフからサラーに繋がり、モーは絶妙なパスをゴール前に入って来たマクアリスターへ届けました。
マッカは、ディフェンダーにマークされながらも右足で押し込んでいます。
復帰戦でアシストを決めたサラーは、自身もゴールを決めています。
カオイムヒン・ケレハーのロングフィードをコーディ・ガクポが競り合い、こぼれたボールをひろったサラーはフィジカルコンタクトの強さを見せつけて左足でゴールファーに蹴り込んだものです。
75分には失点を喫したリバプールでしたが、86分にはこれまた途中出場のコーディ・ガクポが決めています。
ジョー・ゴメスが浮き球を前に出すとディフェンダーが空振り・・・。
詰めていたルイス・ディアスがボールを奪いコーディ・ガクポへ。
コーディ・ガクポは左足でニアを抜くシュートを決めました。
このところ、ボックス内でツキがないように見えたコーディ・ガクポだけに、今日の得点はポジティブですね。
曲者のブレントフォードとアウェイで戦い4ゴールですから、良い結果だと思うし、勝ち点3こそが重要ですからね。
今日の試合では、カオイムヒン・ケレハーの神セーブがあったことも忘れることは出来ません。
また、復帰して早々のサラーの存在感たるや驚愕でした。
ただ、リバプールには不安要素も生まれています。
ファーストハーフのうちに負傷者を2人出してしまいました。
しかも、好調をキープして来たカーティス・ジョーンズとディオゴ・ジョタですので、状態が非常に心配です。
カーティスは、左足を痛めており、34分の段階でピッチを下がっています。
かなり痛そうにしていたので、検査結果が悪くないものであることを祈ります。
ディオゴ・ジョタですが、44分の段階でピッチを去ることになりました。
競り合いで倒れたところ、相手に乗られてしまった形です。
ディオゴ・ジョタは、ストレッチャーに乗ってピッチを去りましたが、左の膝でしょうか。
2人の状態については、検査をしっかりしないと分からないと思いますが、どうか軽傷であってほしいと祈るばかりです。
あとは、ハーフタイム明けに交代をしたダルウィン・ヌニェスの状態ですね。
大事に至らないことを願うばかり。
今日の試合で、誰か1人を選ぶのは難しいものがありますが、復帰試合にしてゴールとアシストを決めたモハメド・サラーか。
あるいは、中盤で粘りを見せ、自ら得点も決めたアレクシス・マクアリスターか。
ルイス・ディアスのファイトも賞讃に値すると私は思います。
カラバオカップの決勝が予定されていますので、過密日程になるリバプールですが、とにかくカーティスとジョタの怪我が軽傷であることを願ってやみません。
2人が怪我をしたことで、イレギュラーな交代カードの切り方となりましたが、リバプールは5枚の交代枠を使っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■34分：カーティス・ジョーンズ→ライアン・フラーフェンベルフ
■44分：ディオゴ・ジョタ→モハメド・サラー
■46分：ダルウィン・ヌニェス→コーディ・ガクポ
■83分：アレクシス・マクアリスター→ハーヴェイ・エリオット
■83分：コナー・ブラッドリー→ジョー・ゴメス