Jurgen Klopp
ユルゲン・クロップ監督の退任発表は、衝撃をもって受け止められました。
ファンにしてみれば、あまりに突然のことで、嘘だろ！という気持ちにもなりましたよね。
ただ、クロップ監督自身とすれば、熟考した上での決断だった。
ユルゲン・クロップが率いるリバプールを見られる時間は刻々と短くなって来ていますが、ファンとすればこれからの試合を目に焼き付けたい。
一方で、クラブとすれば新しい監督を決めるという重要な仕事があり、それは待ってくれません。
各種報道でもそうですし、リバプールファンの気持ち的には、圧倒的な一番人気はシャビ・アロンソ。
リバプールのレジェンドですしね。
シャビ・アロンソが来てくれればいいのですが、万が一交渉が不調に終わった場合に備えて、リバプールは代替案を用意しているといいます。
これもある意味、当然のことだと思います。
この件については、Telegraphのチーフ・ライターを務めるSam Wallaceが見解を示しています。
もし、リバプールがシャビ・アロンソ招聘に関して話がまとまらなかった場合に備えて、LFCは2人の候補をリストアップしているというのです。
1人は、スポルティングの指揮官であるルーベン・アモリム監督。
ただ、ルーベン・アモリム監督はスポルティングと2026年の夏までの契約を結んでおり、その彼を連れて来るには相当な違約金がかかると。
もう1人、候補として名前があがっているのはユリアン・ナーゲルスマン。
ナーゲルスマンがドイツ代表の仕事をするのは、現時点でユーロまでであり、本大会が終わればフリーになると。
ただ、ユーロが終わってからクラブチームを構築し、戦術を落とし込むには時間が足りないように私は思います。
ユルゲン・クロップが築き上げたチームを率いるのですから、誰がやっても重責ですが、欲を言えばファンが一緒になって戦おう！という気持ちになる指揮官を連れて来てほしいですね。