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劇的 ノッティンガム・フォレスト対リバプール戦の結果と感想(プレミアリーグ第27節)


先ほど、プレミアリーグ第27節のノッティンガム・フォレスト対リバプール戦が終了しました。
両チームともにゴールが来ない中、セカンドハーフも追加タイムに入った90+9分、途中出場のダルウィン・ヌニェスが決勝ゴールを決めてリバプールが0-1のスコアで劇的な勝利を飾ってます。
勝ち点1と勝ち点3では、雲泥の差があるので、この勝利は大きいですね!

ノッティンガム・フォレストのホーム、シティ・グラウンドでは、あまり良いイメージがなかったので、90分を回ったときは厳しくなったとは思ったものの、今シーズンのリバプールは最後まで試合を動かす力を持っており、今日もそれが出た形でした。
負傷離脱から帰って来たヌニェスが決めたことも大きいですね。
これだけ劇的なゴールを決めると、これから波に乗れるのではないでしょうか。
本当に、あのタイミングでよくゲットしてくれました。
90+9分に生まれたヌニェスのゴールを振り返ってみると、起点はまず右からのコーナーキックでした。
ドミニク・ソボスライが蹴り、跳ね返されたところをおそらくコスタス・ツィミカスだったと思うのですがシュート。
それも相手ディフェンダーに当たったものの、ボールを持ったアレクシス・マクアリスターがゴール前へ綺麗な浮き球を入れ、ヌニェスがしっかりとヘッドで決めたものです。

厳しいやり繰りが続く中、帰って来たヌニェス、ソボスライ、さらに遠藤が貢献できたことはポジティブですね。
また、忘れてはならないのは、ファーストハーフにあったカオイムヒン・ケレハーの神セーブだったと思います。
ケレハーは、1対1に持ち込まれた局面でショットストップをしており、本当に間合いの詰め方が上手いなと実感いたしました。

ルイス・ディアスのファイトとか、ハーヴェイ・エリオットの熱意とか、いろいろ印象的な試合でしたが、あえて1人を選ぶとすれば、私はアレクシス・マクアリスターの名前をあげたいと思います。
マッカが良い位置でボールを持つと、何かが起こる予感はありました。
それが、試合での最後の最後に実った形ですね。
マッカは、日に日にリバプールのスタイルに馴染んでいる感があります。

今日の試合でユルゲン・クロップ監督は、どうしてもゴールが欲しい中、ジェイデン・ダンズをピッチに送り出しています。
熱いハートも見せてくれたし、この若者は視野が広く、技術もしっかりと持っていますね。
これからが楽しみです。
また、ジョー・ゴメスに関しては、アンカーポジションから左サイドバックに行き、次は右サイドバックと、すっかりオールラウンダーになった姿を見せてくれたことも事実です。
選手のやり繰りが厳しい中、こういう仕事ぶりは頼もしいですね。
今日の試合に関しては、とにかくあそこでよくヌニェスが決めた!
それをマクアリスターが演出した!
それに尽きると思います。
マンチェスター・シティ戦を控える中で、大きな、大きな勝利となりました。

なお、この試合でリバプールは、5人の交代枠を使っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
素晴らしいファイティング・スピリットでした。
■60分:アンディ・ロバートソン→ダルウィン・ヌニェス
■60分:ボビー・クラーク→遠藤航
■76分:ハーヴェイ・エリオット→ドミニク・ソボスライ
■84分:コナー・ブラッドリー→コスタス・ツィミカス
■84分:コーディ・ガクポ→ジェイデン・ダンズ

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