代表関係

サラーの代表招集を巡り緊張が高まるリバプールとエジプト

Mohamed Salah


本年1月、AFCONにエジプト代表として出場をした試合で、モハメド・サラーはハムストリングに問題が起こり、離脱となってしまいました。
リバプールへ戻り、治療、リハビリを続けた上で、2月17日に開催されたブレンドフォード戦で途中出場を果たしたわけですが、ハムストリングの問題が再発し、今のところプレイが出来ていません。

マンチェスター・シティ戦には間に合う可能性がありそうですが、リバプールとしては怪我を悪化するリスクを避けるため、今回についてはサラーを代表に招集しないでほしいとエジプト代表に要請したことは、過日お伝えをいたしました。
リバプールが3月の代表メンバーからサラーを除外するように要請
一旦復帰したブレントフォード戦ですが、ベンチスタートだったサラーには突然出番が巡って来ていました。
ディオゴ・ジョタが、ファーストハーフ終了間際に怪我を負ってしまったからです。
イレギュラーな交代だったことは事実で、サラーは再び負傷離脱に。

リバプールがエジプトにした要請ですが、書簡を送っていたそうです。
Mirrorなどが報じています。
しっかりと書面で正式に要請したものと思いますが、今回の報道によればエジプト側はリバプールからの申し出を無視したとのこと。
あくまで、サラーのフィットネスを評価するのは我々(エジプト)であり、権利はこちらにあると主張しているようです。
リバプール関連で言いますと、代表招集を巡ってこじれたのは、ジョエル・マティプとカメルーンですね。
あのときもさんざんもめたのですが、代表に呼ばれれば参加しなければいけないというのがFIFAのルール。
マティプは出場停止を申し渡されるのではないかとリバプールファンはやきもきしたものでした。

あえて、代表チームの試合は重要であるという視点に立ってみた場合、エジプトが3月下旬に予定しているのはニュージーランド戦であり、これは親善試合なのですよね😓
どんな試合であろうと、スターは必要だ!と言われれば、気持ち的には分からないでもありませんが、親善試合でそこまで強行姿勢を取る意味があるのでしょうか?
クラブチームとは良好な関係を築いておいた方が、今後も何かとプラスになると私は思うのですが。
そんなことがあってはいけませんが、もしエジプトがサラーを招集して、万が一怪我が再発した場合、どれだけの賠償をしてくれるのでしょうか。
時に出て来るクラブチームと代表チームとの意見の相違ですが、後味の悪いものにならないように、進めてほしいものです。

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