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スティーブン・ジェラード 「世界中のサポーターも私と同じ気持ちだと思う」

今シーズン、幾多の課題に直面し、苦しい時期の長かったリバプールですが、泣いても笑っても、アンフィールドでの試合は、次節クリスタル・パレス戦を残すのみ。

事実上、トップ4の可能性も消えた今、いかに来シーズンへと繋げるようなプレイができるか?
そして、もちろん、キャプテン、スティーブン・ジェラードを素晴らしい形で送り出せるかが、ファンへのメッセージとなることでしょう。

プレミアリーグは、最終節のストーク戦があるとはいえ、キャプテンにとっては、次のアンフィールドが事実上のさよならを言うラスト・マッチだと、私は思っています。

リバプールのために、すべてを捧げてきたキャプテン。
いざ、最後のアンフィールドに立ったとき、どんな思いが去来するのでしょうか。

(SG)
私と家族、そしてキャリを通じて寄り添ってくれた友人達にとって、感情あふれる日になるだろうね。

おそらく、スタジアムに限らず、長い、長い歳月に渡り、私を見て来てくれた世界中の多くのサポーターにとっても、同様だと思うんだ。

週末には、注目を集めることだろう。
でも、それが私の望みではないんだ。
いいパフォーマンスで、勝利したいし、喜びの中で見送られたいね。

難しい日になることだろう。
だけど、私は挑戦するし、プレイを楽しむつもりだよ。

みんなが、いろいろと話題にしてくれているけど、私としては、残された試合に集中したいんだ。
トレーニングでも試合でもね。

感傷的になる時ってあるものだし、試合の後は感情がこみ上げてくることだろう。
でも、サポーター達と顔を合わせるときには、悲しい表情はしたくないよ。
自分が崩れてしまうのが、ちょっと怖いんだ。

こんなとき、感情的になるな!という方が、無理でありましょう。
Let it be ではありませんが、自然体でいいのではないでしょうか。

ファンもキャプテンの気持ち、感情を受け入れる準備は万端です。

嬉しいし、キャプテンの気遣いを感じるのは、ファンについて、「スタジアムにいるファンだけではなく」と、たとえばテレビ観戦している世界中のファンに思いを馳せていることです。

日本のファンにとっても、嬉しいことですね。

私は思うのです。
キャプテンがこらえても、サポーター達が、チームメイトが、泣いてしまうのではないだろうか?と・・・。

最後に、いきなり余談ですが、今度の対戦相手、クリスタル・パレス。
いや~、どういうテンションで試合に臨めばいいのか?難しいでしょうね~。

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