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39年の時が流れ ヘイゼルの悲劇 深く哀悼の意を表します

Heysel Stadium Disaster


フットボールの試合を観戦して、ご贔屓のチームが勝てば嬉しく、負けたりすればがっかりする。
これが日常のようにも思えるのですが、時に目を覆うような悲劇が起きて来たのもフットボール界の歴史です。

私が取り上げているLiverpoolというクラブには輝かしい栄光がありますが、悲しい、悲しい出来事もありました。
そのひとつがヘイゼルの悲劇。
今から39年前の今日、1985年5月29日には、あまりにも痛ましい出来事が起こっています。

ヘイゼルの悲劇ですが、ベルギーのヘイゼルスタジアムで開催されたUEFAチャンピオンズカップ決勝、リバプール対ユベントス戦の開催時に起きてしまったものです。
これは、スタジアムのボックスZで起こったもので、試合の開催に当たり、両チームのサポーター間に混乱が発生し、39人の尊い命が犠牲となり、負傷者は400人を超えるという惨劇になってしまいました。
最高の舞台が地獄図と化したわけで、あまりに悲しい出来事であり、あってはならないことでした。
ヨーロッパのフットボール史に残る大きな悲劇であり大惨事。

ここに、お亡くなりになった39名の方々へ深く哀悼の意を表します。
また、ご遺族の皆様へ心からのお見舞いを申し上げたいと思います。
現実に起きてしまった悲劇を消すことは出来ません。
だからこそ、私達はこれからを考えていかなくてはいけない。
大切なことは、犠牲になった人々を悼みつつ、2度と同じことを繰り返さないという誓いを守ることだと思います。

お年寄りから子どもさんまでが安心して通えるスタジアムに。
ヘイゼルの悲劇が、その大切さを我々に提示しています。
こうした節目に当たる日に、改めて皆で考え、より良い環境でフットボールが楽しめる場所づくりを実現して行くことが大切ですね。
こうした悲劇があったという歴史にするよりも、これを教訓にしてこれからのために生かして行きたいですね。
リバプールというクラブがずっと胸に留めておくべきヘイゼル、そしてヒルズボロ。
語り継いでいきましょう。

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