リバプールがクラブとして産声をあげた日は、今から132年前に遡ります。
正式にLFC設立とされているのは1892年6月3日。
ハッピー・バースデー!LFC!
一言で132年といっても、そこには常に歓喜と悲劇が満ちており、密度の濃い歳月でした。
長い間には、黄金時代と呼ばれる輝かしい時もあれば、長く低迷した時期もありました。
ただ、唯一変わらなかったのはLFCとファンの絆ですね。
週末になれば、一杯のビールとフットボールが唯一の楽しみだという街の人。
決して裕福とは言えない港街の誇りはといえば、フットボールとBeatlesでしたね。
地元の人々は、そのほとんどが、リバプールかエバートンのファンになると言われています。
それが代々受け継がれて行く。
まさに、孫子の代まで語り継がれていく物語。
赤と青の対比。
本来アンフィールドというスタジアムはエバートンが使っていたものでした。
それが、グディソン・パークに本拠地を移そうという動きが勃発し、アンフィールドに残る派と袂を分かつことになったわけです。
よって、両チームは言ってみれば同根です。
だからこそ、骨肉を争うライバル関係になったのかもしれません。
長く続くリバプールの歴史。
私達に課せられた使命は、自分が見たことを後世へと語り継いで行くことだと私は思います。
チームとファンは苦楽を共にし、いつも一緒にあった。
こんなクラブを愛せたことを私は誇りに思います。