Alisson Becker
世界最高と呼ばれているゴールキーパーがいる。
その彼が、リバプールへ来るらしいという噂を聞いてから、私は本当に心待ちにしていました。
当時のリバプールはといえば、ウィークポイントがゴールキーパーだと指摘されて来たからです。
6年前の今日、2018年7月19日のこと、アリソンが正式にリバプールのメンバーとなりました。
ローマからの加入であり、リバプールにとっては念願、悲願とも言えるワールドクラスのゴールキーパー獲得。
アリソンの加入により、リバプールはビッグタイトルを常に狙えるクラブになったと言っても決して過言ではありません。
何だかんだ言って、ユルゲン・クロップのチームがビッグタイトルを獲って行ったのは、ファン・ダイクとアリソンの獲得がキーでしたよね！
当時のことを思い出して見ると、リバプールはジャーナリストやコメンテーターから、何度もこう言われて来ました。
「攻撃陣は素晴らしいが、センターバックとゴールキーパーが弱い」と。
それに対するユルゲン・クロップでありLFCの答えがファン・ダイクでありアリソンの獲得だったのですね
そのリバプールですが、ユルゲン・クロップ監督は妥協をした補強はせずに我慢もし、センターバックには満を持してファン・ダイクを招聘。
続いて、ゴールキーパーにアリソンを連れて来ることに成功しています。
当時におけるリバプールの補強傾向を見ていると、これ！と決めた選手を獲得するまで実に辛抱強かったですね。
このことが、リバプールを世界の強豪へと押し上げ、黄金時代の輝きを取り戻して行った。
何より、リバプールが演じるフットボールは面白いですからね。
これもみな、最後尾にファン・ダイクとアリソンが控えているから出来ること。
アリソンがリバプールへやって来ると、まずチャンピオンズリーグで優勝。
翌年には、リバプールを初のプレミア王者へと導いています。
まさに、優勝請負人。
その他にもアリソンは、多くのタイトルをリバプールへもたらしました。
静かに情熱を燃やす男。
アリソンの存在は、リバプールに欠かすことが出来ないものであることは、今も何ら変わりはしません。