あれから5年。
2011年3月11日の衝撃は、私自身いまだに忘れることは出来ません。
改めまして、今日という日にあたり、震災でお亡くなりになった皆様に哀悼の意を表しますと共に、被害を受けた方々、ご家族にお見舞い申し上げます。
私自身、実の弟が仙台で暮らしており、何日間も音信不通の状態でした。
不安な夜も過ごし、考え得る連絡方法を試してみたものでした。
そんなとき、リバプールFCがオフィシャルページで、日本へのメッセージをくれたのですが、それはとても心あたたまるもので、私はつい、慣れない英語でお礼の言葉を書き込みました。
そのたどたどしい英語、短い文章に対し、世界中のコップ達が励ましの返事をくれました。
You'll Never Walk Alone.
また、震災直後には、リバプールは公式戦のホーム、アウェイゲーム共に黙祷を捧げてくれたものです。
リバプールファンにはお馴染みのリバプール・エコーも「日本のtsunami」に関しては、特集を組んでおり、その惨状を報じると共に、リバプールの人々が日本へのメッセージをくれたことも思い出されます。
時は流れ、今もなお苦しみの中にある方々も大勢いらっしゃり、新しく力強い歩みをはじめた皆様もいらっしゃいます。
私は、ある年のこと。
イングランドのリバプール・フロントと連絡を取れる立場の人を存じ上げていたので、3月11日にあわせ、「またリバプールから日本へのメッセージをもらえないか?」とお願いしてみました。
リバプールは、即答、快諾。
私達リバプールファンには、こんなとき、実にステキな合い言葉がありますね。
You'll Never Walk Alone.
私は微力にて、出来ることは限られております。
しかしながら、こうして毎年忘れずに、筆をとることで、感謝とエールを送ることを続けていきたいと思っています。
YNWA
筆者