
Virgil van Dijk
モハメド・サラーに続いて、リバプールとの新2年契約にサインをしたファン・ダイク。
何だかんだ言っても、サラーとファン・ダイクはリバプールにとって代えの効かない中心選手だと私は思います。
ファン・ダイクの契約更新については、既に何度か触れて来ましたが、今回はインタビューの2回目をちょっとお届けしようと思います。
リバプールとの生活が今後も続くことは、ファン・ダイクの家族にとっても大きなことであり、皆が歓んでいる決断だったことなどを語っています。
(その1は、下記のリンクにてご覧いただけます)
「スカウサーだね!」と言われることが誇らしい / 頭の中には常にリバプールしかなかったと語ったフィルジル・ファン・ダイク(インタビューその1)
<あなたには最初から期待や夢があって、その多くはすでに実現して来たね。
でも今は、リバプールがどういうクラブかを知っていて、自分がそのリーダーであり、象徴的なリバプールのキャプテンだ…>キャプテンを務めるということは、とてつもなく大きなことだし、それを経験できる選手はそう多くはない。
でもそれが現実であって、自分は本当に恵まれていて、特権だと思っているよ。
決して当たり前のことだとは思っていないし、心から大切にしている。<ちょっと感極まっているようにも見えるけど…>
そうだね、今日は本当に感情がこみ上げる一日だよ。
自分だけでなく、家族にとっても特別な日になった。
うちの子どもたちは、もうスカウサーみたいなものだからね。
特に下の2人はリバプール以外の世界を知らないんだ。
自分はオランダ出身で、そこから離れて生活しているわけだけど、リバプールでは本当に素晴らしい人生を送らせてもらっているよ。
これは、クラブ、ファン、そしてリバプールの人々のおかげで実現しているもので、自分たち家族はその恩恵を受けているんだ。
だからこそ、この「一体感」を本当にありがたく思っているし、自分自身を形作る要素にもなっていると思うね。
このクラブのあり方や理念、価値観は、自分と家族にとってもとても大切なものなんだ。<今の話からは、普段ファンから見えない部分が垣間見えたよ。これはあなた一人の決断ではなく、家族全体、奥さんやお子さんたちの大きな影響もあるんだね…>
まさにそのとおりさ。
今シーズンは素晴らしいものだったけど、やっぱり契約延長がなかなか決まらない日々の中では、どうしても不確実性がつきまとうからね。
(今回の選択)これは妻のおかげでもあるんだ。
自分たちはチームとして動いている。
選手として最高のレベルでパフォーマンスする必要があり、それは夫婦として、家族として、一緒にやっていくべきことでもあるんだ。
だからこそ、こういう大きな決断も一緒に行うんだよ。
お互いが必要なのだから。
次の2年間をここで過ごせると言える立場にいられることは、本当に幸運で、恵まれていると思うよ。
ファン・ダイクのお子さん、特に下のお子さんはリバプールしか知らず、まさにスカウサーだと。
チームもそうだが、家族で一緒にやって行くことの大切さをファン・ダイクは述べています。
これからもリバプールで過ごすことは、ファン・ダイクの決断であり、家族の意思でもあった。
こういう形は理想的ですね。
キャプテンを務めることの重みも語ったファン・ダイク。
強さと優しさの両面を持った素晴らしい人物だと私は思います。