
Virgil van Dijk
晴れてリバプールとの新2年契約を結んだフィルジル・ファン・ダイク。
今度の試合、特にアンフィールドでのゲームでは、ファンから大歓声を受けるでしょうね!
レッズとの契約更新にあたって、私はこれまでファン・ダイクのインタビューを2回にわたってお届けして来ました。
今回はその3となりますので、よかったらお付き合いください。
<君は最初に「自分をより良くしてくれる存在であってほしい」と願った象徴的なリーダー(監督)がいたね。
彼は実際にそうしてくれたのは明らかだったと思う。
では、今のリーダーについてはどうだろう?彼の存在が、リバプールで次の章を続けたいという気持ちにどれだけ影響を与えている?>とても大きいよ。
ユルゲン(クロップ)がこの数年にわたって私や家族のためにしてくれたことを、あまりに早く飛ばしてしまうのは良くないことだと思う。
彼は、私にリバプールのキャプテンになる機会を与えてくれたんだからね。
それによって、以前から感じていた「責任を持つ」という次のステップを踏むことができたんだ。
リバプールのキャプテンになることは大きな責任だし、私はそれを誇りを持って引き受けたし、本当に楽しんできた。
それが当たり前だなんて一度も思ったことはないよ。今シーズンについて言えば、新しい監督が来て、以前に何度か対戦したことはあったけれど、個人的な関係はなかった。
だから「どうなるか見てみよう」っていう感じだったね。
もちろん彼にとってもそうだったと思う。
彼はこれまで素晴らしいシーズンを送っていると思うよ。
というのも、実質的なプレシーズンもなかった中でのことだからね。私にとって印象深いのは、良いときも難しいときも含めた彼の対処の仕方なんだ。
シーズンを通して難しい瞬間は必ずあるからね。
たくさんの試合に勝ったとしても、試合に出られない選手たちへの対応など、水面下でのマネジメントが求められる場面はたくさんある。
彼の振る舞い方は、彼自身だけでなくスタッフも含めて、とても素晴らしいものだった。
それを見て、私も「これからの2年間は良いものになるかもしれない」とすごく自信が持てたよ。
彼には本当に大きな称賛を送りたい。<君が加入したときから、"野心" が君という人間を突き動かしていることは明らかだった。初日から、トロフィーを獲りたいという話をしていたしね。そしてその言葉の通り、すべてのタイトルを手にしてきた。でもきっと、その「もっと勝ちたい」という野心や貪欲さは、むしろどんどん強くなっていくんじゃないかな?>
そう、そのとおりさ。
成功を経験して、それが何をもたらすのか、リバプールの人々や世界中のリバプールに関わるすべての人にとってそれがどんな意味を持つのかを目の当たりにすると、何度でもその喜びを味わいたくなる。
それがモチベーションになっているんだ。
私は勝者でありたいし、毎試合勝ちたいし、そのためにできることはすべてやりたい。
それがこの先2年間の目標でもある。
最後の最後まで戦い抜いて、できればまた成功を掴み取りたいね。
ユルゲン・クロップ前監督からよくしてもらったこと。
スロット新監督のこと。
私が注目したひとつには、スロット監督は試合に出られない選手達のこともマネジメントしているということをファン・ダイクに教わったことです。
実は、そのへんが心配ではあったので。
ところで、ファン・ダイクの契約更新を祝うメッセージ等々が沢山送られていますが、タキこと南野拓実選手もキャプテンの契約延長を歓び祝福をしていました。
こういうのはいいですね。
かつてのチームメイトの幸せを祝う様子が。
明日のレスター戦はアウェイゲームなので、大盛り上がりはアンフィールドのトッテナム戦になりますが、ファン・ダイクの新たな2年間を祝い、歓喜するKOPの姿が目に映るようです。
きっと素晴らしい雰囲気になることでしょう。
ファン・ダイクのインタビューについては、もう1回書きたいと思っています。
もしよかったらお付き合いください。
「スカウサーだね!」と言われることが誇らしい / 頭の中には常にリバプールしかなかったと語ったフィルジル・ファン・ダイク(インタビューその1)
次の2年間をここで過ごせることが本当に幸せ / フィルジル・ファン・ダイク(インタビューその2)