
Angelo Stiller
今年の夏、リバプールはどんな動きを見せるのか。
一部では、ビッグ・サマーだと予想する声もありますが、いずれにしても出会いと別れの季節ですね。
さて、一部メディアでは、リバプールがシュトゥットガルト所属のMF、アンジェロ・スティラー(ドイツ)を狙っているといいます。
彼を迎えるためにリバプールは、最大€60mのオファーをする用意があると。
スティラーは、以前からリバプールとの関係が噂されてはおりました。
今回新たにスペインのFichajesが報じたところによると、マージーサイドの名門は彼のために多額の資金を投じる意向があるのだと。
現時点ではまだ正式な入札は行われていないとされていますが、今回の報道によれば、LFCはスティラーをスロットのスタイルに最適な選手と見なしており、今後その関心を本格的なものにするかどうかの決断を迫られているというのです。
スティラーの能力についてですが、シュトゥットガルトの指揮官であるセバスティアン・ヘーネスはドイツ誌Kickerに対して次のように語っていたことがあります。
彼はセントラルミッドフィルダーとして驚異的な戦術眼を持っている。
試合を読む力に長けており、6番の位置から試合を支配できるんだ。
左足の精度も高く、前線の選手を効果的に使うこともできるね。
ヘーネス監督の言葉にあるとおり、スティラーの利き足は左です。
ポジション的にはディフェンシブ・ミッドフィールダーだと言っていいでしょう。
守備意識が高く、とりわけ才能に恵まれているのはパスのセンス。
あえて今後の課題をあげるとすれば、それはゴールへの関与を増やして行くことでしょうか?
今シーズンのリバプールは、6番の位置にライアン・フラーフェンベルフを定着させて成功を収めました。
また、遠藤航もいる。
それでも中盤の中央を任せられるタレントが必要という声は多くありますね。
あとは、補強の優先順位をどう考えているかでしょうか。