
エミレーツFAカップ5回戦でウルヴァーハンプトン・ワンダラーズを3-1で下したリバプール。
副キャプテンのアンディ・ロバートソンが先制ゴールとモハメド・サラーへのアシストで勝利に大きく貢献しました。
試合後、ロバートソンはBBC Sportのインタビューで、試合の手応えや自身の立場、そしてリバプールの今季について率直な思いを語っています。
ロバートソンが先制ゴールとアシスト リバプールをFAカップ準々決勝へ
FAカップ5回戦でリバプールはモリニューに乗り込み、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズを3-1で破り準々決勝進出を決めました。
この試合で際立つ存在となったのがアンディ・ロバートソンです。
鋭いミドルシュートで先制点を奪うと、その直後にはモハメド・サラーのゴールをアシスト。
リバプールは一気に試合の流れを引き寄せました。
さらに74分にはカーティス・ジョーンズが3点目を奪い、試合はほぼ決着。
ウルブスはアディショナルタイムにファン・ヒチャンが1点を返しましたが、試合は3-1で終了しました。
ロバートソンは試合後、BBC Sportのインタビューに応じています。
「火曜日の敗戦を正す必要があった」
リバプールはこの試合の3日前、同じモリニューでプレミアリーグの試合に敗れていました。
ロバートソンは、その悔しさをチームがしっかりと受け止めていたと語ります。
「少しは本来の姿に戻れたと思うよ。火曜日は自分たちを失望させてしまった。あれは自分たちが期待しているパフォーマンスではなかったからね。
同じ相手と3日後にまた対戦することは、なかなかない。だからこそ僕たちはそれを正さなければならなかったんだ。
FAカップは勝つか負けるか、進むか終わるかの大会だよ。
幸い、僕たちは準々決勝に進むことができた」

「リバプールでは珍しいゴールだった」
この試合の先制点となった自身のゴールについて、ロバートソンは少しユーモアを交えて振り返りました。
「たぶん珍しいゴールだったね。スペースが少し開いたので思い切って打ってみたよ。うまくミートできてよかった。
リバプールに来てからの僕のシュートは、たいていバーの上に飛んでいくことが多いからね(笑)。今回はネットに入ってくれて嬉しいよ。
あのゴールで試合の流れを作ることができたし、その直後にもう1点取れたのも良かったね。
92分まで試合をコントロールできていたので、最後にクリーンシートを逃したのは悔しいけど、カップ戦はとにかく次のラウンドに進むことがすべてだ」
「リバプールで証明することはない」
またロバートソンは、自身が何かを証明しなければならない立場ではないとも語りました。
「リバプールのシャツを着て、何かを証明しなければならないとは思っていないよ。
ファンは僕がピッチに立つたびにすべてを出し尽くしていることを知ってくれていると思う。僕はもう9年間そうしてきたから。
ピッチに立てば、ただフットボールを楽しみたい。
僕はサッカーが大好きだし、この仲間たちとプレーするのも大好きなんだよ。チャンスをもらえたなら、その機会を最大限に生かしたい。今日はそれができたと思うよ」
「世代交代は自然な流れ」
今シーズンの出場機会について問われたロバートソンは、冷静に現状を受け止めている様子でした。
「ミロシュ(ケルケズ)は素晴らしい左サイドバックさ。昨シーズンのボーンマスでも素晴らしいプレーをしていたしね。
大きなクラブに来れば、誰でも少し適応の時間が必要になる。でもクラブは前に進んでいかなければならないんだ。
長くここにいる選手たちはもう若くはない。僕たちはみんな30代だし、新しい選手が入ってくる必要があることも分かっているよ。
それこそクラブに望んでいることでもある。クラブには野心を持ってほしいし、すべてのタイトルを争えるチームであってほしい。
僕はキャリアを通してずっと競争の中でプレーしてきた。今シーズンもそれは何も変わらないよ」

「まだ特別なシーズンにできる」
ロバートソンは、今季のリバプールにはまだ可能性が残されていると語りました。
「もちろん、まだ特別なシーズンにすることはできるよ。
カラバオカップはうまくいかなかったし、プレミアリーグも思うようにはいっていない。でもまだ2つのカップ戦が残っているしね。
もし今日のようなプレーができれば、どのチームも僕たちと対戦したくないはずだ。
ただ今シーズンは少し安定感を欠いているのも事実だよ。
ここからシーズンの終わりまで、良い流れを作らなければいけないね」
9年戦士ロボの存在感
リバプールには新しい世代の選手たちが次々と加わっています。
しかし、それでもなおアンディ・ロバートソンのように、ピッチに立てばすべてを出し尽くす選手の存在はこのクラブにとって特別なものです。
ゴールとアシストで勝利を導いたこの夜のプレーは、まさにその象徴でした。
9年にわたりアンフィールドの左サイドを支えてきたロバートソン。
そのような選手が再び輝く姿を見ることは、リバプールを愛する者にとって何より嬉しいことだと言えるでしょう。
そしてファンは、こういう選手をずっと愛し続けるのです。
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