
Vitezslav Jaros
ゴールキーパー王国!
贔屓目かもしれませんが、私はリバプールをそう呼んでもよい!と思って来ました。
一時期のリバプールは、ゴールキーパーとセンターバックが弱点だと言われていたのですから隔世の感がありますね。
リバプールのゴールキーパー陣が充実するのは、何と言ってもアリソンの加入以降。
アリソン、アドリアン、カオイムヒン・ケレハーというラインアップを揃え、アドリアンが勇退した後には第3ゴールキーパーとしてヴィテツラフ・ヤロシュ(チェコ)が才能の片鱗を見せていました。
何とも贅沢な布陣でした。
そのヤロシュですが、エコーなどが報じるところによれば、アヤックスへのシーズンローンが濃厚になって来たようです。
ただ出すのではなく、その前にリバプールとの長期契約を更新するともされています。
ヤロシュは、2017年にスラヴィア・プラハからリバプール加入。
アカデミー時代では、スティーブン・ジェラードの下でU18チームからキャリアをスタートさせ、2シーズン目にはマンチェスター・シティとの決勝戦でPK戦を制してFAユースカップ優勝を果たしたメンバーです。
アヤックスはというと、リバプールでアシスタントコーチを務めていたヨン・ハイティンハが指揮を執ることになっていて、おそらく近くでヤロシュを見ていたハイティンハが「ヤロシュがいい!」と求めたのだろうと思います。
ヤロシュは、非常に安定しているし、出番がないのは勿体ないくらいです。
出場機会を確保するという意味であれば、ローンで出ることも悪くはないかと。
現在23歳のヤロシュ。
ゴールキーパーというポジションを考えれば若手の部類に入ると思います。
もしアヤックスへ行くならば、ぜひとも大活躍をして、高らかに帰って来てほしいですね。
この続きは、もし公式に決まった場合にお伝えしたいと思います。
いやー、それにしてもリバプールのゴールキーパーは素晴らしくなりましたね!