
Georginio Wijnaldum
ユルゲン・クロップ監督から絶大な信頼を得ていた男。
皆さんなら誰の名前をあげますか?
私はといえば、今回の主人公であるジョルジニオ・ワイナルドゥムを選びたいと思います。
オランダはロッテルダム出身のワイナルドゥム。
ものすごい稼働率を誇り、重要な試合ではどんな時でも外されなかったオランダ人プレイヤーです。
9年前の今日、2016年7月22日にはワイナルドゥムのリバプール入りが正式に決まっています。
もう9年も経つのですね。
ジニの愛称で親しまれた彼ですが、リバプールに在籍をしたのは2016年~2021年の期間であり、リバプールへの加入はニューカッスルからの移籍でした。
稼働率の高さを述べましたが、ジニは本当に怪我による欠場が少なかった。
私の記憶にある限り、ジニが試合を休んだのは、たしかウイルス性の腹痛でげっそり痩せてしまった時くらいでしょうか。
リバプールでのジニのキャリアは、タイトルという意味でも素晴らしい時期となっています。
公式戦通算237試合出場で22ゴール。
オランダ代表では結構ゴールを決めていましたが、クロップ監督が求めた役割は異なりましたからね。
危機察知能力が高いというか、いてほしい所には常にジニの姿がありました。
主な獲得タイトルは、UEFAチャンピオンズリーグ(2018-19)、プレミアリーグ(2019-20)、FIFAクラブワールドカップ(2019)、UEFAスーパーカップ(2019)。
ジニといえば、特に忘れ難いのは2019年CL準決勝セカンドレグでのバルセロナ戦での伝説の2ゴールでした。
アンフィールドで途中出場したジニは、わずか2分間で2ゴール。
この試合でリバプールは4-0で大逆転勝利を飾り決勝へ進出を果たしています。
無尽蔵のスタミナで90分間にわたり高い集中力と走力を維持できる点は、今日が誕生日のディルク・カイトに通じるものがありそうです。
決して派手な選手ではありませんでしたが、どうしてもジニが必要!
そんな頼れる選手でありました。