
大きな話題を呼んだ昨夏における大型補強の陰で、黙々と成長を続けている若きストライカーがいます。
リバプールのアカデミーに籍を置く18歳のFWウィル・ライト。
Liverpool Echoは今、彼への期待感を示しています。
近年のリバプールでは珍しい“純粋な9番”タイプとも評される若者は、トップチームの扉を確実に叩き始めているようです。
着実に進んでいたウィル・ライトの成長
ウィル・ライトがサルフォード・シティからリバプールへと加入したのは2025年夏のことでした。
当時のリバプールは大型補強に注目が集まっており、彼の加入はごくごく静かな扱いであり、その名を取り上げられることも少なったものです。
しかし、クラブは彼の将来性を高く評価し、アーセナルとの争奪戦を制して獲得に成功しているという経緯があります。
長身でありながらスピードがあり、前線から積極的にプレッシングを行う姿勢も持つスキル。
そして何より、ゴール前での感覚に優れたストライカーである点が高く評価されています。
Echoはそのプレースタイルを、リンクマン型だったロベルト・フィルミーノよりも、むしろ“純粋なフィニッシャー”としてのイアン・ラッシュに近いタイプだと紹介していました。
怪我を乗り越え、再び上昇気流へ
もっとも、今シーズンが順風満帆だったわけではありません。
ライトは9月、UEFA Youth Leagueのアトレティコ・マドリード戦で深刻な膝の怪我を負い、数か月間の離脱を余儀なくされています。
それでも復帰後は状態を大きく上げてきており、直近では、クリスタルパレスとのプレミアリーグ2プレーオフで2ゴールを記録。
U-21では直近11試合で6ゴール5アシストという結果を残しており、その存在感は急速に高まりつつあります。
U-21といってもレベルは高いですから、そこでのこの結果、残している数字はすごいですね。
トップチームの扉を叩き始めた18歳
そして今、彼はトップチームに近づいています。
プレミアリーグ直近2試合ではベンチ入りを果たしており、今週もAXAトレーニングセンターでトップチームとともに調整を続ける見込みだといいます。
前線に複数以上の負傷者を抱える現状もあり、Echoは「途中出場の可能性は十分にある」と伝えています。
もちろん、すぐに大きな役割を担うとは限らないでしょう。
ですが、クラブ内部で期待が高まっていることは間違いなさそうです。
そうでなければ、2試合続けてのベンチ入りはない。
華々しく騒がれてきたタイプではない。
しかし、こうした若手が着実に力を伸ばし、やがてアンフィールドで存在感を放っていく――。
ウィル・ライトには、そんな未来を切り拓いていってほしいですね。
リバプールサポーターの大部分とは言いませんが、同じ負けるにしても、将来有望な若手を大胆にピッチへ送り込んでのチャレンジであれば、気持ちも相当違うと感じるはずです。
今、リバプールは新しい血、若い魂を必要としているように思います。
