ヨーロッパのフットボール界において特に有名な個人賞としてバロンドールがあります。
大きな名誉とされていることは事実である一方、授賞者が偏っているのではないか?という疑問が呈されることもありますね。
私はといえば、今回こそリバプールの選手だろう!と思いながら逃してきたことが少なからずあったので、多少一歩引いたところで見ている感があります。
しかし、リバプールの選手が授賞してくれるならば、これほど嬉しいことはありません。
2025年のバロンドールですが、30人の授賞候補が発表されています。
上位10名に選出された選手には、1位が15ポイント、10位は1ポイントという一定のポイントが付与され、合計ポイントが最も高い選手がトロフィーを受け取ることになります。
投票に関しては、FIFAランキング上位100カ国のサッカージャーナリストによる投票によって決定され、各ジャーナリストはそれぞれ上位10名を選ぶという形。
今年は候補としてリバプールから4人の選手がノミネートされ、その顔ぶれはファン・ダイク、モハメド・サラー、アレクシス・マクアリスター、フロリアン・ヴィルツ!
Four Reds have been nominated for the 2025 Men’s Ballon d’Or 🔴✨ pic.twitter.com/w1b1ermnYv
— Liverpool FC (@LFC) August 7, 2025
今年について言えば、リバプールの選手で最も授賞に近いのはモハメド・サラーでしょうか。
ただ、海外での下馬評をみると、本命視されているのはPSGのデンベレであり対抗がバルセロナのヤマル、モーはそれに次ぐだろうと見られているようです。
やはり、チャンピオンズリーグを獲っていると強いですかね。
チャンピオンズリーグを制覇し、今年こそリバプールから授賞だろう!と前評判が高かったのは2019年バロンドールのファン・ダイクでした。
私もファン・ダイクにどうしても授賞してほしかった。
というのも、ディフェンダーが選出されるのは、現実問題としてかなり難しいからです。
それでも、ファン・ダイクの傑出したパフォーマンスとチームへの貢献度は際立っており、そのファン・ダイクがバロンドールを授賞しないと判明したとき、世界の多くが驚いたものでした。
バロンドールは、攻撃的選手に有利だという声があるのも事実であり、今後どうしていくか?ですね。
Well in, Ali 👏
Alisson Becker has been nominated for the 2025 Yachine Trophy as part of the annual Ballon d’Or awards 🤩 pic.twitter.com/pbBYBeIr1Q
— Liverpool FC (@LFC) August 7, 2025
ところで、ディフェンダーよりもバロンドールを取りにくいのがゴールキーパーでした。
そのため2019年にはヤシン・トロフィーが設けられるということに。
晴れの初代授賞者は、リバプールのアリソンでした。
ヤシン・トロフィーのネーミングですが、ゴールキーパーとして1963年にバロンドールを授賞した伝説のゴールキーパー、レフ・ヤシンに由来しています。
アリソンは初代授賞者だと述べましたが、まだ獲れる可能性は今後も巡って来ると私は思います。
今年に関しては、PSGのドンナルンマが本命視されており、やはりチャンピオンズリーグの位置づけが高いのかと思わせます。
もしですが、リバプールの選手が授賞できないならば、新シーズンでチャンピオンズリーグを制覇してしまいましょうか!
そうしましょう。
クラブは、チャンピオンズリーグをも獲りに行く!という野心を見せていますから、成し遂げてほしいと思います。