
Tyler Morton
少年時代からリバプールのアカデミーで育って来たのがタイラー・モートン。
そのモートンは、先日ご紹介したとおり、リヨンへの完全移籍が決まっています。
7歳からのレッズ・アカデミー生、タイラー・モートンがリヨンへ完全移籍
そのモートンですが、リバプールを去るにあたりエモーショナルなメッセージを発しています。
自身のInstagramに投稿したもので、そこにはリバプールへの思いが綴られていました。
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この中でモートンが何を語ったか。
私なりにモートンの声をお伝えしたいと思います。
17年間もクラブで過ごして来たから、ファンも選手もスタッフも家族のような存在になります。
これはフットボールを超えたものです。
リバプールでの時間で経験した思い出ならば、一日中話し続けることだってできますが、今はただ、このクラブにどれほど感謝しているかを伝えたいのです!
このクラブに関わる人々から、僕は本当に沢山のことを学び、今の自分を形作ってもらいました。まず、スタッフ、選手、一緒にプレーをしたすべてのチームメイトへ。
あなたたちは、一生忘れられない存在です。
一番苦しいときも、いつもそばにいてくれたし、最高のときも変わらず接してくれました。
スタッフの皆さんには、このクラブでプレーする機会を与えてくれたことに心から感謝しています。今日まで、出会ったすべてのスタッフが僕を導いてくれて、今の僕を作り上げてくれたのです。
すべての年代において舞台裏で尽力してくれているその働きは、決して見過ごされるべきではありません。そして最後にリバプールファンの皆さん。
いつも僕と家族を見守ってくれてありがとうございます。
ローン移籍中であっても、クラブにいたときも、僕は常に愛されてこの素晴らしいクラブの一員だと感じていました。
どんなときも僕を支えてくれましたし、僕はその期待に応えるために全力を尽くしました。
そうすることが、皆さんに僕ができる最低限のことだと思っているのです。
17年間で多くことが変化しましたが、決して変わらないのはクラブへの愛です。
僕はこれからもずっとリバプールファンです。
“You'll never walk alone.”
ジャレル・クアンサーが旅立つときに残したメッセージも素敵で、胸を打たれましたが、モートンも素晴らしいですね!
これはぜひ、大きくなってリバプールに帰って来てほしいと私は思います。
そうあってほしい!
幼い頃から親しんだクラブとの別れではありますが、モートンの中でリバプールの物語は続く。
いつの日か、もう一度赤いシャツを着て、アンフィールドで活躍するモートンの姿を見せてほしいですね。
それが現実になることを祈ります。
モートンの健康と幸せを!
行ってらっしゃい!