
私にとっては、初めてのことでした。
重要な試合だったプレミアリーグ最終戦、リバプール対ブレントフォード戦。
私は、心に迫りくるものが多く、書くことがかないませんでした。
試合は1-1のドロー。
58分にカーティス・ジョーンズのゴールが決まり、アシストはモハメド・サラー。
64分に追いつかれたわけですが、試合を観る私は、今日ばかりは勝敗よりも選手の姿を目に焼き付けようとしていたのです。
リバプールのユニフォームを着たアンディ・ロバートソンとモハメド・サラー。
これが最後だと思ったとき、一瞬たりと目を離してはいけないという気持ちと、この試合がキックオフにならないでくれという相反する思いが私を襲っていました。
ロボもモーも気持ちのこもったプレーを見せてくれた。
試合後、目に光ったもの、笑顔。
そのどれもが胸に迫り。
ここ約10年、素晴らしい日々を届けてくれた2人に、心からありがとうと言いたいと思います。
さらにじーんときたのは、試合が終わった後、カオイムヒン・ケレハーと笑顔で話す選手達の姿、ヘンドに拍手を送るアンフィールド。
また私は、試合後、エモーショナルな空気に包まれるアンフィールドのピッチに、一人ぽつんと座りこんでいたキャプテン、ファン・ダイクの姿が非常に印象に残りました。
ディオゴ・ジョタの突然の悲報から始まった2025-26シーズン。
辛いことも沢山ありました。
ただ、ロボとモーを世界中のサポーターが拍手で見送れた。
これに尽きると思います。
私は、大切な試合を書けなかったわけですが、勿論ロボとモーを失う喪失感は強かったのですが、これまでにも大切な別れはありました。
例えばですが、ボビーが去り、サディオが行き。
そんな中、ロボとモーが新しい旅を見つけに出ることが、これほどまでに胸を打ったのは、彼等2人を送り出すことで、素晴らしかった10年のチームが変わってゆく。
そんな思いが自分の中にあったからだと気づきました。
素晴らしい時間をありがとう。
沢山の感動をありがとう。
