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リバプールでのセンセーショナルなデビューを飾ったサディオ・マネ、9年前の今日~エミレーツで

Sadio Mane

今からちょうど9年前のことになります。
具体的には2016年8月14日。
リバプールの新戦力となったサディオ・マネが公式戦デビュー!

プレミアリーグの開幕戦で、いきなりアウェイ、エミレーツでのアーセナル戦でのこと。
この試合は打ち合いとなり、アウェイのリバプールが3-4で勝利!
新加入のサディオ・マネがいきなり最高のパフォーマンスを発揮しました。

開幕戦からビッグマッチ!

それにしてもプレミアリーグの開幕戦からアーセナルとリバプールを対戦させるとは、随分と乱暴...いや、大胆なことをしてくれたものです。
会場はエミレーツだったし、アーセナルも気迫にあふれていた記憶があります。
最終的にリバプールは4点をゲットし勝利したわけですが、この試合でマネが決めてみせます!
ウォルコットのゴールでアーセナルが先制したものの、リバプールは4ゴールをゲットし打ち合いのファイトを制し。
得点者は、コウチーニョ、ララーナ、コウチーニョ、そしてマネでした。

爆走マネ圧巻のゴール!

試合を決めるマネのゴールが生まれたのは64分のこと。
右サイドでボールを受け、持ち前のスピードで2人をかわし、ペナルティエリアに侵入。
フィニッシュは強烈な左足のシュートをゴール右上に突き刺しました。
このゴールシーンは、サディオの走力、勝負強さ、突破力、決定力が凝縮されたものだったように思います。
いまでも強く印象に残る名シーンですね。
ゴール後、クロップ監督の元へ猛ダッシュして抱き合うシーンは、今でも忘れられません。
抱き合うとは書きましたが、クロップ監督におんぶをさせたという。

計7ゴールの乱戦を制した19番


思えばサディオは、プレシーズンの時期からフィットしていました。
その調子をそのままプレミアリーグの開幕戦にぶつけた感じでしたね。
両チーム合わせて7ゴールが生まれるというスリリングな試合展開でしたが、エミレーツで勝利を飾ったことは大きかった。

マネは右サイドでボールを受けるや否や、チェンバースとの競り合いを制し、モンレアルを振り切って左足で冷静且つ大胆にゴールネットを揺らします。
あっという間にフィニッシュまで持ち込むスキルは、瞬間の閃きのようでいて、まるでぶっちぎり状態でした。

クロップが待ち望んだマネの加入

こうして、リバプールでの素晴らしいデビューを飾ったマネ。
ユルゲン・クロップ監督は、かなり早い時期からマネを高く評価し、いつか一緒に仕事をしたいと願っていた。
このことは、この場で何度となくご紹介をしました。
こと補強に関しては控え目な様子が見えたクロップ監督ですが、マネの獲得はいざ!タイトルを狙いに行く!という狼煙だったと私は思っています。

世界最強フロントスリーの誕生前夜

デビュー戦から輝いてみせたサディオ・マネ。
リバプールには既にロベルト・フィルミーノが在籍をしていました。
その後、モハメド・サラーがローマからやって来るに、世界最強とも呼ばれたフロントスリーが形成されるのです。
デビュー戦となったアーセナルとの試合では、マネは基本的に右ワイドにポジションを取っていました。
サラーが加わるや、今度は左ワイドを担当。
いずれをやらせても遜色なく、それぞれストロングポイントを持っていたマネ。
まさに圧巻のパフォーマンスを見せたデビュー戦であり、リバプールでのキャリアでした。


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Toru Yoda

ただの埼玉の隠居です

Liverpoolのことを書き続けて幾年月
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