
Jeremie Frimpong
プレミアリーグ開幕戦でボーンマスに勝利したリバプール。
内容的には改善が必要な部分もあったと思いますが、新戦力も多く、これからチームを熟成していく段階があると私は思っています。
プレミアリーグ第2節を前に、スロット監督から選手のコンディションなどについて説明があり、ニューカッスル戦では、特に右サイドバックをどうするか?が問われそうです。
ジェレミー・フリンポンの怪我、コナー・ブラッドリーのトレーニング復帰、ジョー・ゴメスの状況について、スロット監督が会見で語っています。
ニューカッスル対リバプール戦の試合日程及び放送予定 / セント・ジェームズ・パークはどんなリアクションを見せるのか(プレミアリーグ第2節)
フリンポンはインターナショナルブレイク明けまで離脱
新加入のジェレミー・フリンポンは、先週のボーンマス戦でハムストリングに違和感を訴え、後半15分ほどで交代しました。
その後の検査の結果、ニューカッスル戦とアーセナル戦を欠場することが決まり、復帰はインターナショナルブレイク明けになる見通しです。
スロット監督は「メディカルチームの判断は正しかった。あの時に交代させなければ、もっと長期の離脱になっていたかもしれない」とコメントし、大事には至らず代表ウィーク後の復帰を見込んでいます。
ブラッドリーはトレーニング復帰
一方、FAコミュニティシールドとボーンマス戦を欠場していたコナー・ブラッドリーは、チームトレーニングに部分的ながら復帰しました。
監督は「今日、初めて少しだけ一緒にトレーニングができた」と明かしており、段階的に復帰が近づいていることが分かります。
ブラッドリー君が帰って来るのは心強いですが、実戦から離れていたことは事実であり、ニューカッスル戦で無理をさせることは心配ですね。
ただ、もしベンチに入れるならばリバプールにとって大きな後押しとなりそうです。

ジョー・ゴメスも右サイドの候補
ジョー・ゴメスは、プレシーズンでの軽傷から回復し、開幕戦で後半から復帰しました。
右サイドバックの層に不安がある中で、選択肢のひとつとして期待されています。
スロット監督は「彼にとって20分の出場は大きな一歩。ただ、まだ連続してフルで練習できているわけではない」と語り、月曜日の状況次第ではニューカッスル戦での先発の可能性もあることを示唆しました。
また、遠藤航やドミニク・ソボスライといった他の選手も右サイドバックとしてオプションになり得ると述べています。
不運続きの右サイドバック
「1つのポジションに2人の怪我が同時に出ることは想定できない。右サイドは不運が重なった」と監督は率直に語っています。
左サイドには現時点で3人の選手が揃っているだけに、チームにとってはバランスの悪い状況だといえるでしょう。
それでも、若手からユーティリティプレーヤーまで複数のオプションが存在するのはリバプールの強みです。
フリンポンの早期復帰とブラッドリーの完全復調、さらにジョー・ゴメスのコンディションが整えば、守備陣は再び厚みを取り戻すはずです。