プレミアリーグ プレイヤー

マクアリスターの途中交代は戦術的な意味もあったと語ったスロット監督

Alexis Mac Allister


アウェイのバーンリー戦で貴重な勝ち点3をゲットしたリバプールですが、不安要素があるとすれば前半に足を痛めハーフタイムで交代をしたアレクシス・マクアリスターの状態でした。
ウゴチュクの深いタックルを受けたもので、特に足首にスパイクが入っていましたね。

ハーフタイムでマッカを下げた理由は複数

ハーフタイムでマクアリスターを下げたことについてスロット監督は、試合後の質問にこたえており、それはほんの少しリバプールファンに安心を届けるものでした。
足を痛めたことも理由のひとつだったが、あの交代は戦術的な意味合いもあったのだと。

例えば、スロット監督はこんなことも言っています。

本人は続けられると言っていた

彼はプレシーズンの大部分を欠いていたから、今は週に1試合、それもせいぜい70分から90分に対応できる状態だ。
アルゼンチン代表で90分間のプレーをしたが、70分を過ぎると本当に疲れていたよ。

彼は週に3試合、90分間ずつプレーできるだけの準備ができていない。
だから今日も、60分で交代させることは最初から決めていたんだ。
そうすれば水曜日、さらに土曜日にもまたピッチに立てるからね。

ただ、ファーストハーフに既に1枚交代カードを切っていたから、もし60分で彼を下げれば2枚目を使うことになってしまう。
そうすると75分にまた交代したいと思っても、結局もう何もできなくなってしまうからね。

それに加えて、彼がタックルを強く感じていたこともあった。
つまり、両方の要素が重なっての判断だったんだ。

彼自身は『大丈夫、続けられる』と言っていたが、かなり足を引きずっていたからね。
それは彼のメンタリティによるもので、実際にはあと15分ベストパフォーマンスを発揮できる状態ではなかったと思う。

怪我の影響と、60分で2枚目の交代枠を失うことを避けたいという私の判断であり、双方が理由だったよ。
率直に言えば、我々の出来が良くなかったということもあった。
ドム(ソボスライ)を中盤に入れることで、よりゴール前に入っていける選手を増やしたかった。
そうした複数の要素が重なっていたもので、戦術的な交代の一部だったんだよ。

長いシーズン、過密日程を乗り切るために

マクアリスターがハーフタイムで交代したのは、何も怪我だけの理由ではなかった。
ほんの少しですが、不安が和らぐものを感じます。

プレミアリーグは過酷なリーグであり、今後ヨーロッパの大会や国内のカップ戦も入って来ます。
いかに選手達のコンディションを落とさないようにやり繰りをしていくか。
そこが問われているし、非常に重要な要素だと私は思います。
スロット監督の言葉からは、水曜日のアトレティコ・マドリード戦、次に来るプレミアリーグ、マージーサイドダービーにマッカをメンバー入りさせる思惑が見えてきます。

応援いただけるようでしたら(投げ銭)を『OFUSEで応援する』からお願いできれば励みになります!

  • この記事を書いた人
アバター

Toru Yoda

ただの埼玉の隠居です

Liverpoolのことを書き続けて幾年月
よろしくお願いします!
ここへ来てくださる皆様に感謝の日々

-プレミアリーグ, プレイヤー
-,