
Virgil van Dijk
リバプールのキャプテン、ファン・ダイク(Virgil van Dijk)は、選手、スタッフ、サポーターすべてが一体となることが、今のチームにとって最も重要だと強く語っています。このところチームは不安定な成績や苦しい試合が続いていますが、彼は団結こそが再び強さを取り戻す鍵だと考えているようです。
フロリアン・ヴィルツだけに焦点を当てるのはよくない
ファン・ダイクはSky Sportsのインタビューにこたえており、リバプールにやって来て、まだゴール、アシストがないフロリアン・ヴィルツについてキャプテンは、「フロリアンだけに焦点を当てるのはよくないと思う」とし、もっと時間を与えてほしいという発言をしています。
Virgil van Dijk
新しい選手が加わったときに一番大切なのは、私自身が高額な移籍金で加入したときもそうだったけど、歓迎されていると感じられて、落ち着いて過ごせることだよ。
家庭環境が整い、家族が幸せであること。
そうした基盤がしっかりしていれば、きっと実力を発揮できるはずだ。どんな職業でも少し時間は必要だし、仲間たちがどんなプレーを好むのかを知り、プレミアリーグやリバプールで求められるレベルに慣れるためにも、そういったことが大切なんだよ。
今の世の中では、外部から時間を与えてもらうことは難しくなっているが、私達リバプールが今のように成長しようという姿勢で見守っていくなら、彼はまったく問題ないと思うよ。
フロリアン(ヴィルツ)だけに焦点を当てるのはよくないね。
彼も、アレクサンデル(イサク)も、ウーゴ(エキティケ)も、ミロシュ(ケルケズ)も、それぞれ確かな才能を持っている。大切なことは、チームとして一つになり、成長し、成功を目指すことさ。
日々のトレーニングや試合の中で一緒に過ごす時間こそが、お互いの距離を縮めるチャンスなんだ。

ヴィルツは確かな実力者ですから、時間とともにプレミアリーグへも適応してくると思います。
その時間をファンが待てるかですね。
複数以上の主力が入れ替わったリバプールにとって、成熟度を上げていくことが大切でしょうし、そのためにはキャプテンが言うとおりチームメイトが一緒に成長していこうという気持ちが大切であることを思わせますね。
チームへの切実なメッセージ:一致団結の必要性
またキャプテンは、最近の連敗や守備の乱れを受け、「私達は一緒にこの苦境を乗り越えなければいけない」と話しています。
彼は言います。
自分を含めて、私達は鏡を見なければならない。
批判したり責めたりするのではなく、皆がそれぞれの責任を果たすべきなんだ。
私達には今まで以上にお互いを必要としている。
昨シーズン、私達を祝ってくれた人たちが、今こそ私達を支えてほしいんだ。
キャプテンとしての責任を果たすファン・ダイク
ファン・ダイクの言葉には、単なる理想論ではなく、具体的な責任感が込められています。
「言葉だけでなく行動で示す」という強い意志が伝わってきますね。
昨シーズン、私達を応援してくれた人達へ。
このメッセージも、キャプテンとして呼びかけるという責任感が込められているように思います。
調子が上がらない時期は特に、キャプテンへのプレッシャーは高まるでしょうが、私達のキャプテンであるファン・ダイクには、それを乗り越えて行けるだけのメンタリティーがある!
私は、そう確信してやみません。
