
肌寒い日、私がいる地方は時折冷たい雨が落ちていました。
この底冷え感は、リバプールの試合も影響しているのか?
とは、私は思っていませんが。
プレミアリーグで4連敗となったレッズ。
無論、私も悔しいし残念です。
しかし、心の持ちようは自分が過ごして来たリバプールとの生活の中で会得していた気がします。
スペシャルな人材を揃えた今シーズンのリバプール
2025‐26シーズンを戦っているリバプール。
スロット監督体制2年目であり、夏での大型補強もありましたので、そうそうたるメンバーが揃っています。
ただ、フットボールの難しいところで、綺羅星のようなメンツを集めても勝てない時はある。
スタメンの顔ぶれを数枚入れ替えることになったリバプールは、新チームが機能するには時間がかかるだろうとは言われていたし、私もそう思っていました。
しかし、ここまで苦戦するとは。
考えてみれば、現在重用されている選手達は、非常に優れたテクニックをもっており、自力で打開ができるタイプです。
表現が適切か?は、分かりませんが、ファンタジスタの集合体か。
ボールを持つことができて、スペシャルな才能を持つ華麗なタレントの場合、得てして殴り合いを嫌う傾向がある。
汚れ役が1人ほしいリバプール
鮮やかなテクニックでピッチを舞い、相手を翻弄するプレーは魅惑的です。
誰もがうっとりすることでしょう。
ただ、真に強いチームには、その陰に汚れ役がいると思うのです。
泥くさいプレーを厭わないハードワーカーですね。
比較的分かりやすい例えで言えば、ジョルジニオ・ワイナルドゥムでしょうか。
ジニの場合、ミッドフィールダーではありますが、華麗なファンタジスタだったか?と問われれば、答えはノー。
しかし、ユルゲン・クロップ監督は、重要な試合でジニを外すことはなかった。
ある意味、ジニはリバプールのダイナモでしたね。
ジニは、ひとつの例ですが、こういうタイプが1人いるだけで、チームは随分と変わると思うのです。

30年間を待って過ごした自分
リバプールファンとして人生の多くを過ごして来た自分。
最初にレッズを好きになった頃、それはいわゆる黄金時代でした。
今シーズンも優勝だ!今季は2位になってしまうかも!とか。
ですが、その栄華にも陰りが差し、プレミアリーグが創設されるやリバプールはめっきり勝てなくなりました。
トップリーグ制覇18回という金字塔も、プレミアリーグにおいてマンチェスター・ユナイテッドに抜かれた。
リバプールは、プレミアリーグでは勝てないのではないか?
そんなことも言われました。
それでも私は待ちました。
その時間は30年間。
よって、30年ぶりにトップリーグ制覇を成し遂げた際には、まさに待ちに待った!という歓びがあふれたことが思い出されます。
そのリバプールは、2024‐25シーズンにもプレミアリーグを制し、トップリーグ制覇を20回とした!
ユナイテッドをとらえた時であり、これから突き放そう!という出来事だったのです。

負けることを怖がらずに行こう!
試合をするからには勝ちたいものです。
リバプールのようにリーグ制覇を目標にしているならばなおさらですね。
しかし、過ぎた試合の勝ち点は戻ってこない。
敗戦を受け入れ、直視する勇気をもちましょう。
さらに、そこから立ち上がるための行動をとる。
今のリバプールには、私はこう言いたいです。
負けることを怖がらずに行こう!
堂々と!

いなくなってしまった選手達
ひとつ、私が心がけていることがあります。
〇〇を残しておけば!ということです。
内心は、とても思うことはありますが、それを私が言葉にしたらおしまいだろうと。
皆さんと元気を分かち合いたいですからね。
実際、いなくなってしまった選手達の中には、リバプールに絶対必要だった選手もいたかと思います。
しかし、それぞれの事情で今がある。
その分、リバプールも大型補強をした。
言い訳にはならないことでしょう。
大切なのは、今いる選手達によって、どんなチームを作り上げ、熟成させていくか!ですね。
自分の気分は、何年でも待ってやる!
勝ってほしいですよ。
リバプールには、常に勝ってほしい。
しかし、常勝といかないのがフットボールであり、失意の時を経たからこそ、栄光を勝ち取ったときの歓びは大きい。
強がりに聞こえるかもしれませんが、私は今、こう思っています。
何年だって待っているぜ!
君たちの良いところを見つめて、応援していこう。
ここまで数十年と共にいたのだから。
