
リバプールのアカデミーで頭角を現し、ステップアップを続けたステファン・バイチェティッチ。
ユルゲン・クロップ監督のもとで若くしてトップチームデビューをしたシーズンを忘れることはできません。
バイチェティッチがリバプールで過ごした時間は約5年半。
決して出場試合数が多いわけではありませんが、私は地元選手のような思いを彼に寄せていました。
そのバイチェティッチは、今週の月曜日に完全移籍が発表され、古巣であるセルタへと旅立っていきました。
古巣へと飛び立つステファン・バイチェティッチの幸運を心から祈りたい
バイチェティッチは、リバプールファンへ向けて自身のSNSでメッセージを発信。
それは、あまりにも胸を打つものでした。
親愛なるリバプールのファンのみなさんへ
別れのメッセージを書くことになるなんて、僕は一度も考えていませんでした。
なぜなら、僕はずっと自分がいたいと願っていた場所にいたからです。リバプールで過ごした5年間、みなさんが僕に注いでくれた愛情は、本当に信じられないほど素晴らしいものでした。
物事がうまくいっている時に愛情を示すのは簡単なことです。
でも、みなさんも知っているように、僕の場合はいつも順調だったわけではありません。
それでも、みなさんはどんな時も僕のそばにいてくれました。この間、みなさんが僕に示してくれた愛情と信頼に恩返しをしたい。
その思いを力にして、僕はあらゆる怪我や困難と闘ってきました。
でも残念ながら、それを果たすことはできませんでした。人生では、時に変化が必要になることがあります。
自分自身と家族のことを考えれば、今がその時なのだと思います。このクラブで得た思い出は、これからも永遠に僕の中に残ります。
そしていつか自分の子どもたちに、『僕はイングランドで最高のクラブでプレーしたんだ』と話せることを嬉しく思います。もし違っていたら、どうなっていたのか。
それを知ることは永遠にできません。でも、ここで過ごした時間は、一人の人間として、そして一人の選手として、僕を成熟させ、成長させてくれました。
16歳でここにやって来た頃の自分と今の自分では、まったくの別人です。僕はスカウスの家族と一緒に暮らしました。
その家族は、この街とここに暮らす人々がどれほど特別なのかを教えてくれました。
そして僕は、自分の中にもその一部がこれからずっと残っていくと、誇りを持って言うことができます。だから、すべてのことに心の底からありがとう。
僕も僕の家族も、これからもずっとレッズです。
U16、U18、U21、そしてトップチームまで、これまで一緒にプレーしてきたすべてのチームメートへ
長い年月の中で、みんなには本当にたくさん助けてもらいました。
そして、生涯の友人と呼べる仲間たちにも出会うことができました。みんなと一緒にプレーできたことは、本当に光栄なことでした。
常に多くのことを学ばせてもらいました。
いつも僕を助けてくれて、本当にありがとう。これまでお世話になったスタッフ、監督、コーチのみなさんへ
一人ひとりが、僕の成長を大きく支えてくれました。
このクラブは、本当に大きな家族です。
そして、このクラブのために働くすべての人たちがいなければ、そんな家族は成り立ちません。
シェフ、キッチンスタッフ、選手のケアを担当するスタッフ、グラウンドスタッフ、メディアスタッフ、キットマン、そしてクラブにある数え切れないほど多くの部署のみなさん。
すべての人たちが僕たちの毎日を支え、このクラブをこれほど偉大なクラブであり続けさせています。
みなさんのことが、本当に恋しくなると思います。
フィジオ、ドクター、メディカル部門のみなさんには、何と言えばいいでしょう。
残念ながら、僕たちは本当に長い時間を一緒に過ごすことになりました。
たくさんの浮き沈みを一緒に経験しましたが、みなさんはいつだって僕のために最善を尽くしてくれました。
これからもずっと感謝していきます。
このクラブは、永遠に僕の心の中にあり続けます。
一度レッドになったなら永遠にレッド

ステファン・バイチェティッチ、旅立ちのメッセージ。
であると同時に永遠にレッドである心の吐露ですね。
私は、随分と長い間、涙が出なくなってきた自分を感じていました。
しかし、バイチェティッチの言葉には涙腺が緩み。
素晴らしい若者。
私は、ステファン・バイチェティッチを誇りに思います。
応援させてくれて、ありがとう!
YNWA
