
先ほど、アンフィールドで行われたチャンピオンズリーグ(リーグフェーズ)、リバプール対レアル・マドリード戦が終了しました。
非常に密度の濃い試合で、あっという間の90分!
試合は、1-0のクリーンシートで、リバプールが勝利しました。
多数の決定機をつくりフィニッシュに行ったリバプール
スコアは1-0ですが、強豪のレアル・マドリードを相手にし、多くの決定機を演出しました。
さらに、素晴らしいフィニッシュも何本となく打っており、ひとえにレアル・マドリードのゴールキーパーであるクルトアのファンセーブに阻まれた形でした。
決勝点を決めたのはアレクシス・マクアリスター
アレクシス・マクアリスターについては、私なりにずっと見ていて、少しずつコンディションが戻って来たように思うという見解を書かせていただきました。
今日はまた、より良くなっていたと思います。
レアル・マドリードとのビッグマッチ!
素晴らしいシュートを打ってもクルトアにストップされ続ける中、均衡を破ったのはマクアリスターのゴールでした。
ソボスライのキックをマクアリスターが決めた
ゴールが決まったのは61分のこと。
右45°あたりの位置でフリーキックを得たリバプール。
キッカーはドミニク・ソボスライで、実に素晴らしいボールを蹴ってくれました。
ドムが送ったボールをマッカが体を思い切り伸ばしてヘッド!
躍動感あふれる素晴らしいゴールでした。

両センターバックの存在感も大きかった
負けが続いていた時期、特にディフェンスへの厳しい声が多くありました。
しかし、今日の試合では攻守にわたり両センターバックが重要なミッションを果たしており、マクアリスターがゴール前でヘッドで決めたシーンでも、レアル・マドリードとすれば、どうしてもファン・ダイク、イブラヒマ・コナテに神経が行っていたと見るべきでしょう。
まさに存在感。
守れば、タレント豊富な攻撃陣を持つレアル・マドリードをほぼ完封。
アストン・ヴィラ戦に続いてのクリーンシートは、非常にポジティブなものになりました。

両サイドバックの好パフォーマンス
リバプールのディフェンスが安定しない原因はサイドバックにある。
という意見を述べる人々も少なからずおりました。
しかし、今日のサイドバックは、左右ともに好パフォーマンスを見せてくれたと思います。
コナー・ブラッドリーは、レアル・マドリードが得意の攻撃に移ろうとしても、しつこくチェックに行っており、相手攻撃の芽を摘んでおりました。
アンディ・ロバートソンも随所にベテランらしい味のあるパフォーマンスを見せてくれた。
サイドバックとセンターバックがしっかりすれば、今後よりクリーンシートも増えてくることでしょう。

フロリアン・ヴィルツ 影の貢献
今日はスタメンで出てきたフロリアン・ヴィルツでしたが、率直に言って、私は良かったと思います。
勿論、直接ゴールに関与はしていませんが、前線から中盤にかけてのポジショニングやチェックへの行き方など、ヴィルツがいることでチャンスに繋がったシーンもあったと思います。
何より技術が高いレベルで安定していますから、最高の状態になるのは時間の問題のような気がします。
ヴィルツ自身、今日は良い感触をつかんでいるのではないでしょうか。
4枚の交代枠を使ったリバプール
試合の主導権を握ったリバプールは、1点を守り切って勝利!
ただ、守り切ってとは言ったものの、常に攻撃的なスタンスを崩しておらず、アンフィールドに駆け付けたファンも大満足でありましょう。
この試合で、リバプールは4枚の交代カードを切っています。
- 78分:マクアリスター → ジョーンズ
- 78分:エキティケ → ガクポ
- 88分:ロバートソン → ケルケズ
- 88分:ヴィルツ → キエーザ
残り時間わずかなところで投入されたミロシュ・ケルケズについては、そのファーストタッチで足を痛めてしまいました。
心配な状況でしたが、その後立ち上がりプレーを続行。
最後までピッチにいましたが、ぜひ念のためチェックをしてほしいと思います。
連勝、2試合連続のクリーンシートでマンチェスター・シティ戦へ
リバプールは、先日のアストン・ヴィラ戦、今日のレアル・マドリード戦と、明らかにパフォーマンスが向上しましたね。
クリーンシートを続けて達成したことも良い兆候です。
この勢いをかって、次はマンチェスター・シティ戦!
難敵が続きますが、勝ち続けていきましょう。
ここまでお付き合いくださり、本当にありがとうございました。
