
先ほど、ロンドン・スタジアムで開催されたプレミアリーグ第13節、ウェストハム対リバプール戦が終了しました。
この試合は、0-2のクリーンシートでリバプールが勝利しています。
得点経過
リバプールが決めた2ゴールですが、
- 60分:アレクサンデル・イサク
- 90+2分:コーディ・ガクポ
ゴールの流れ
イサクがリバプールでのPL初ゴール
先制点となったイサクのゴールですが、まずイサクにとってリバプールでのプレミアリーグで初ゴールですね。
これで少し気持ちが吹っ切れてくれればいいのですが。
イサクのゴールが決まるシーンから少しだけ時間を遡ってみると、起点はジョー・ゴメスのロング・スローからでした。
左サイドからのスローイングでしたが、ミロシュ・ケルケズがジョー・ゴメスにスロワーを譲っており、結果的にこれが功を奏しました。
ジョー・ゴメスが入れたロング・スローが跳ね返されたものの、拾ったジョー・ゴメスがシンプルに繋いだことが良かったと思います。
その後、ボールを持ったフロリアン・ヴィルツが、非常に柔らかいタッチで縦にボールを入れると、コーディ・ガクポが中へマイナスのボールを供給。
イサクが右足のインサイドキックで決めています。
コースを丁寧に狙ったシュートでした。

ガクポのボレー
0-1で試合が推移する中、このところ勝てていないリバプールは安心ができません。
そんな中、90+2分に生まれたのがガクポのゴール。
これは、右でのドミニク・ソボスライの貢献が光りました。
対人で戦いながらソボスライは粘り、上がって来たジョー・ゴメスにボールを繋ぎました。
これをジョー・ゴメスが中にいたガクポへパス。
ガクポは綺麗な右足のボレーでゲット。

試合を左右した不可思議なレッド
0-1のスコアでリバプールがリードする中、ウェストハムには不可思議な出来事が勃発。
時計の針が80分前後だったと思いますが、ルーカス・パケタが2枚のイエローカードを受けて退場。
執拗な抗議によるもので、かなり気持ちが昂っていたことは分かりますが、何故ウェストハムのチームメイト達、とりわけキャプテンは、間に体をもっと入れて止めなかったのか?
ここはちょっと珍しい光景ではありました。
ウェストハムにとっては、ビハインドの中での数的不利になっただけに、非常に痛い退場になったと思います。
ジェントルなアリソン
パケタが興奮していた中、アリソンがやって来てなだめていたことが印象的でした。
アリソンは、人間的にもまさにジェントル。
その後、ファン・ダイクもパケタに声をかけており、このへんのスポーツマンシップは率直に讃えたいと思います。
ウェストハムファンからすれば、どうして?というシーンで、ここは気の毒な光景でした。

何かを期待させるヴィルツ
代表戦が終わった後、今日が復帰戦となったフロリアン・ヴィルツですが、悪くなかったし、むしろ良かったと思います。
相変わらず柔らかいタッチが健在で、味方に繋ごうとする意図も明確。
あとは数字だけだと思いますが、それはやがて自然についてくることでしょう。

枠内シュートを0に抑えてのクリーンシート
ウェストハム対リバプール戦は、リバプールにとって追い詰められた試合だと見る筋もあり、相当なプレッシャーはあったことと思います。
そんな中でのアウェイゲームでしたが、ポゼッション的にはリバプールが56.311パーセントと上回りました。
放ったシュートは合計9本で、そのうち枠内シュートは5本。
意外かもしれませんが、ウェストハムのショッツ・オン・ターゲットは0であり、この数字はクリーンシートに花を添えたと思います。
勝利が重要な試合でしたが、クリーンシートは大きい結果だったと思います。

戦うファン・ダイク
今日の試合で、プレーだけではなく、チームを叱咤していた姿が印象的だったのはキャプテンのファン・ダイクです。
ファン・ダイクは戦っている!
そう思わせるファイトぶりであり、窮地にあったチームを救った影の功労者だと私は思います。
真価が問われるのは今後
勝ちに見放され、パフォーマンスも向上してこなかったのがリバプール。
今日の勝ち点3は、非常に大きな意味を持つことでしょう。
一方で、勝ったからこそ気持ちを引き締めてほしいという思いが私にはあります。
リバプールが完全復活を遂げたか!
真価が問われるのは、これからの試合をどう戦うかにかかっていると思います。
今日の勝利を良いきっかけにして、勝ち点を積み上げていってほしいですね。
なお、この試合でリバプールは3枚の交代カードを使っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
過密日程の中で、交代枠を2枚残したことは、いろいろな意味があり、指摘されるかもしれませんが、その考察は改めてさせていただきます。
- 67分:イサク→エキティケ
- 75分:ヴィルツ→ジョーンズ
- 85分:ケルケズ→ロバートソン
