
この後、日本時間05:15にアンフィールドでキックオフとなるプレミアリーグ第14節、リバプール対サンダーランド戦のスターティング・イレブンが発表となりました。
リバプールのメンバー詳細については、LFCのグラフィックのとおりです。
過密日程の中、ある程度のターンオーバーは採用するかと思った私ですが、ほぼ前節のウェストハム戦と同じメンバーですね。
2試合続けてベンチとなったモハメド・サラー
メンバー表を見た瞬間、まず目がいったのは前節に続きモハメド・サラーがベンチスタートとなったことです。
大切なのは、監督がよくサラーと話をすることだと思います。
モーのコンディション面のこともありますが、この厳しい日程の中で先発から外すという選択は難しいものだったと推察します。
健全なローテーションができているのは左サイドバック
ディフェンスを見ると、ウェストハム戦との変更点は、左サイドバックのスターターがアンディ・ロバートソンであることですね。
ウェストハム戦では、ミロシュ・ケルケズがスタメンで、ロボがベンチスタートでした。
ある意味、しっかりとローテーションができている唯一のポジションが左サイドバックだと思います。
センターバックと右サイドバック
何とか乗り切ってくれ!と思うのは、ディフェンスラインのうち、センターバックの2人と右サイドバックであろうジョー・ゴメスです。
センターバックのファン・ダイクとイブラヒマ・コナテは、ずっと出ずっぱりの状況であり、さすがに時には休ませてあげたいと思うのですが、代えがいないという厳しい状況であることも確か。
ここでの無理が、後々に響かなければよいのですが。
また、右サイドバックを2試合連続で務めるのがジョー・ゴメス。
出番を得たことは喜ばしいことではあるものの、今シーズンは試合に出られない日々を送っていましたので、いきなりの中2日でリスクはないか?
右サイドバックについても、コナー・ブラッドリーとジェレミー・フリンポンが揃って負傷中ですので、厳しい状況ですね。
中盤から前線は前節同様
中盤から前線にかけてのメンバーは、前節ウェストハム戦の顔ぶれを踏襲したスロット監督。
不安はありますが、出るからにはがんばってもらうしかありません。
ウェストハム戦では、ドミニク・ソボスライが右を担当しましたが、この起用はちょっと勿体ないかなと感じた私です。
もし、今日もそうであれば、フロリアン・ヴィルツとの流動性を用いたいですね。
配慮したい控え組のモチベーション
例えばですが、遠藤航、フェデリコ・キエーザなどベンチが指定席になってしまっている選手達がいます。
過密日程ですので、今日こそは!という思いがあったかもしれません。
また、遠藤の場合にはベンチには入れども、名前を呼ばれることがずっとない。
遠藤のことですからその時をずっと待っていると思いますが、今後のことも考えたとき、もう少し工夫がほしかった点があるのも事実です。
サンダーランドのメンバー
今シーズンのプレミアリーグで台風の目になっているのがサンダーランド。
今日のメンバーは、同クラブのグラフィックのとおりです。

サンダーランドは、今シーズンの昇格組ですが、もはや昇格組だと考えてはいけないと思います。
しかも事実として、現時点での順位では、リバプールよりもサンダーランドの方が上にいるのですから、とにかくリバプールはしっかりと戦いたいですね。
どこまで選手に求められるか
普段であれば、私は選手達に、集中していきたい!全力でいこう!というようなことを語りかけるのですが、これだけ厳しい日程になってきて、しかもほぼメンバーを代えないとなると、選手達に多くを求めることが酷なような気がしています。
怪我をしないでほしい。
そう思い、願っているということが私の本心です。
先日のウェストハム戦では、交代枠を残したリバプール。
今日は、ベンチワークも含めての戦いになると思います。
いかにベンチスタートの選手達を有効に使えるのか?
そこに注目したいですね。
