シモン・ミニョレと正ゴールキーパーのポジションを競いたい！と、リバプールへやって来たアダム・ボグダンですが、ここしばらくはセカンド・ゴールキーパーのポジションもすっかりダニー・ウォードに奪われた感がありますね。
ダニー・ウォードのほうは、先日ウェールズ代表デビューも果たしているし、今後ボグダンの処遇がどうなるか？は、気になるところではあります。
そんな中、例のFootball Insiderは、リバプールはこの夏、ボグダンを放出する予定で、オファーに耳を傾ける準備が整ったとしています。
リバプールのプレイヤー達には、誰であっても活躍してほしい！という気持ちがありますが、ボグダンが置かれた状況を考えると、放出もやむなしというところでしょうか。
さらにリバプールの場合は、ミニョレに代わる新ゴールキーパー獲得に動く！という説がもっぱらで、ボグダンの立場は更に厳しくなる可能性のほうが高いと言えるかと思います。
ただ、問題は、ボグダンに対して適正なオファーがあるか？という点でしょうか。
今シーズンは、ほとんど活躍できなかったという状況の中で、ボグダンを欲しい！と言ってくるクラブがあるか？ですね。
地元ファンの間では、最も補強が必要なポジションはゴールキーパーだ！と考えている人々が多いようだし、ストライカー同様、ゴールキーパー陣も人員の再構築が施される可能性はありそうです。
移籍市場での仕事は、何かと補強のほうに注目が集まりがちですが、放出先を探すという仕事も、実は非常に大変であり大切ですね。
プレイヤーとクラブにとって、ベストな選択が出来るよう、よい方向に進んでほしいものです。