先ほど、チャンピオンズリーグ、グループBのACミラン対リバプール戦が終了しました。
若手を起用しつつアウェイでのミラン戦に臨んだリバプールですが、1-2のスコアでリバプールが勝利しています。
死の組と言われたグループBにおいて、リバプールはこれで6戦6勝!
イングランド勢としては新記録を樹立しています。
まず、得点経過については次のとおりです。
▲29分:失点
■36分:モハメド・サラー
■55分:ディボック・オリギ
先制を許したリバプールですが、普段よくやっている顔ぶれではありませんし、難しかったと思いますが、徐々にリバプールはペースをつかんで行きます。
失点をした後、僅かの間でモーの同点ゴールが決まったことが大きかったですね。
モハメド・サラーの同点ゴールですが、アレックス・オックスレイド=チェンバレンが放った強烈なシュートをゴールキーパーがはじいたところ、そのボールをモーが蹴り込んでいます。
決勝点となったディボック・オリギのゴールは、相手ディフェンダーからボールを奪ったサディオ・マネが果敢に仕掛け強烈なシュート!
こちらもゴールキーパーがはじいたボールをディボック・オリギがヘッドで決めきったものです。
グループステージでの6連勝は、リバプールにとってクラブ史上初であり、前述したようにイングランド勢としても初めてのことです。
しかも、強豪・古豪が揃うグループBでの6連勝ですから、その価値は極めて高いと思います。
大きくメンバーを入れ替えてもリバプールの戦い方における基本軸は変わらない。
これは、チームが進化していることを意味していると思います。
南野拓実は、いつもとは違い役割でもしっかりと果たし、攻守に戦っていましたね。
また、ウルブス戦のヒーロー、ディボック・オリギは、今日も好調で、懐の深いところを活かしていたように思います。
ボール扱い、躯の使い方が上手いし、テクニックの高さを見せつけてくれたのではないでしょうか。
また、リバプールにとってポジティブなことは、試合途中からジョー・ゴメスとナビ・ケイタが投入され、2人揃って実戦復帰を果たしたことです。
今日の試合では、ジョー・ゴメスは右サイドバックに入り、ネコ・ウィリアムズが、その分高いポジションを取るフォーメーションに変更していました。
負傷者が戻って来るということは、歓迎すべきことであり、実に大きいですね。
混戦必至と言われたグループB。
そこで各チームを圧倒し、全勝で勝ち上がったリバプール!
チームの地力、底力を見た思いがいたします。
チャンピオンズリーグは、いよいよ決勝トーナメントですね。
ただ、その前にリバプールには、週末のアストン・ヴィラ戦が待っています。
多くの主力を温存した成果をぜひ出してほしいと思います。
なお、この試合でリバプールは、5人の交代枠を使っています。
それをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■64分:モハメド・サラー→ナビ・ケイタ
■64分:サディオ・マネ→ジョー・ゴメス
■80分:ディボック・オリギ→ファビーニョ
■90+3分:南野拓実→マックス・ウオルトマン
■90+3分:ネコ・ウィリアムズ→コナー・ブラッドリー