アダム・ララーナのことを書いてみたいと思います。
もともと才能、技術をもったプレイヤーではありますが、今シーズンのララーナはひと味もふた味も違う凄みを見せてくれていると、私は感じています。
ひとつ上のレベルへと行ったのではないか!と、思うほどに。
いまやララーナは、ユルゲン・クロップが目指すフットボールを具現化するために必要不可欠な存在にまでなっていると思いますが、今シーズンの好調ぶりを見ていると、イングランド代表でも中心的役割を担っていくだろうと、容易に想像がつきます。
ララーナの良さはいくつもありますね。
両足ともに遜色ない巧みなキックが出来る。
ターンが鋭く、局面に合わせて様々なバリエーションをもっている。
シュートを決められる。
そして、何よりも、あの惜しみないフリーランニング・・・と。
私としては、一例として前述したララーナの良さが、すべての面でレベルアップしているように受けとめています。
今後更に改善されていったら、すごいプレイヤーになる予感さえします。
サウサンプトンからリバプールへやって来てから、それなりの月日も経ち、リバプールでの生活、トレーニングに馴染んできたことも理由としてあるでしょうが、私としては気持ちの部分も大きいのではないか!と想像しています。
おそらくララーナは、ユルゲン・クロップとの相性が抜群なのでしょうね。
しかも、今シーズンは従来とは異なり、自分の役割が、より明確になっていると感じます。
相手チームからしたら、ララーナのようなプレイヤーを敵にまわしたら、それは嫌でしょうね。
試合中におけるプレイぶり、その動きを見ても、ララーナが充実していることは一目瞭然ですが、私としては、その背景にあるのは心の充実かと思っています。
一試合、一試合、ララーナの表情には、どれだけ集中して打ち込んでいるか!が、明らかに浮かんでいます。
くしくも、リバプールは年内にはララーナとの新規契約をまとめる準備に入ったと聞きます。
今後におけるリバプールの主軸となるプレイヤーだと思うし、しっかりと長期契約を決めてほしいところです。
充実感に溢れるララーナの姿は、見る者に感動さえ与えます。
昨シーズンまでよりも、ララーナの価値は格段にあがった!
ここまでのプレミアリーグの試合を観てきて、私が感じていることのひとつです。