リバプールの前線は、いまや素晴らしいタレントが揃い、プレミアリーグ、いやヨーロッパ屈指の攻撃力を持つに至っていると思います。
モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネの3人は、対峙する相手にとっては悪夢でありましょう。
このスペシャルな3人を擁するリバプールは、2列目あるいは1.5列目がより充実すれば、どれだけ強力なチームとなることか。
プレミアリーグは、長いシーズンにおいて息を抜く暇もない熾烈な戦いが続くだけに、いかに選手層を充実させ、良い状態をキープするかが重要ですね。
シーズンの折り返しを過ぎ、これからリバプールがスパートを仕掛けるために、私としてはポジティブな要素が芽生えて来ていると考えています。
まずは、アダム・ララーナの復活。
今後、出場時間が増えるに従い、トップ・コンディションに至ることでしょう。
いろいろなことが出来るタレントだけに、心強いものがあります。
また、もう一人名前をあげたいのは、アレックス・オックスレイド=チェンバレンです。
年末・年始の過密日程において、良い成績をおさめたのは、アレックス・オックスレイド=チェンバレンの貢献が大きかったかと。
マンチェスター・シティ戦で決めた先制ゴールなどは、リバプールのプレイヤーとして自信を持ってプレイしている姿を見た思いがいたします。
ゴールにも絡めるアダム・ララーナとアレックス・オックスレイド=チェンバレン。
この二人を上手く活用していくことで、リバプールはより攻撃のバリエーションを増やすことが出来るのではないか。
私は、そう考えています。
ある意味、心強い新戦力を得たにも似た。
リバプールが、これからスパートをかけるにあたり、必要不可欠な存在となりそうです。