プレミアリーグ

アダム・ララーナが謝る必要などない(ユルゲン・クロップ)

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1-1のドローという結果になったマンチェスター・シティ対リバプール戦ですが、いずれのチームにも追加点を決めるチャンスはあったと思います。
リバプールとすれば、最大のチャンスは、ロベルト・フィルミーノが左からゴール中央にいるアダム・ララーナへ繋いだシーンでしょうか。
ゴール前、ゴールキーパーと1対1という状況になったアダム・ララーナですが、決定機でキックミスをしています。

たしかに、あそこで決めていれば・・・という気持ちもありますが、私は試合後に思っていました。
アダム・ララーナを責めることなど出来ないと。

というのも、この日のアダム・ララーナは、かなり自陣深くまで戻る動きもしており、相手の攻撃をブロックしたりと、ディフェンス面でも、かなりのハードワーク、貢献をしていました。

しかし、アダム・ララーナ本人としては、強く責任を感じていたようで、試合後に「ソーリー」と、謝ってきたことをユルゲン・クロップ監督が語っています。

ユルゲン・クロップ監督という人は、試合後には常に丁寧に説明をする人で、今回も多くのことを語ってくれていますが、私は、このアダム・ララーナに関する発言部分に注目しました。
ユルゲン・クロップという人物をよく表していると思ったからです。

このユルゲン・クロップ監督の言葉については、エコーも取り上げています。

(Jurgen Klopp)

試合後すぐに、アダムは「すみませんでした」と謝ってきたよ。
私は、何故?と、思ったね。

彼が、ソーリーと言わなければいけない理由も分かったが、そんな必要などないんだ。
なぜなら、今日も彼のパフォーマンスは傑出していたからね。

間違いなく、彼は今日のベストの一人だよ。

監督から、こういう言葉が出たら、アダム・ララーナは、次の試合で、より奮起することでしょう。

全力を尽くしても、結果的に上手くいかないときもある。
しかし、努力し、自分のベストを発揮しているならば、ユルゲン・クロップは、そのことを見ている。

改めて、アダム・ララーナはもちろん、プレイヤー達も、そんな監督と共にあるのだということを実感したのではないでしょうか。

次は、マージーサイドダービーです。
前を向いて進みましょう。

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