3月には、プレミアリーグのプレイヤー・オブ・ザ・マンスに選ばれたアダム・ララーナですが、自身にとってはマージーサイドダービーで勝利を飾ることが初めてになるそうです。
マージーサイドダービーは、リバプールの街中の人々が熱中し、お祭りとも呼べるような一大行事。
そのプレイヤーが、スカウサーでなくとも、必然的に思いを熱くする魔力があるようです。
ララーナとしては、この水曜日こそが、その夢、初勝利を叶える絶好のチャンスだ!と、捉えているとも。
思えば、ララーナがいまだエバートン戦で勝利を味わったことがないという事実が不思議ですが、それだけ気持ちもこもっていると言っていいでしょう。
(AL)
3試合ともドローだったのは、ちょっと残念な結果だったよ。
だけどぼく達は、エバートンにはしばらく負けていないからね。
それはそれとして、ぼく達の調子はいいし、信頼も高まってきたよ。
上手くプレイできていると思うんだ。
勝利を得ることほど、気分のいいことはないね。
だから、次の試合が待ち遠しいよ!
ぼく達は、多くの試合を戦ってきた。
水曜日、土曜日、木曜日という感じでね。
監督は、変更を加えつつ、みんなをフレッシュな状態に保とうとしているんだ。
その上で、出場機会が来たときには、上手くやることを望んでくれている。
特に、木曜日の試合(ドルトムント戦)を乗り切れたことは、ぼく達にとって大きかったと思うよ。
エバートン戦は、シーズン当初から重要な位置づけにある試合だ。
また、ファンが支えてくれると信じているよ!
必ず素晴らしい雰囲気になるだろうね。
ぼく達には、まだまだやるべきことがある。
まだ何も成し遂げていないからね。
ぼく達は、より一貫してプレイが出来るようになってきたし、監督がメンバー起用を変えてくれるおかげで、若者達もよいパフォーマンスが出来ていると思うんだ。
だから、ぼく達のチームは、大きな戦力を持つに至ったし、何より監督がプレイヤー達を信じてくれているんだ!
必ず!絶対!と言っていいほど盛り上がること必然のマージーサイドダービー。
アンフィールドは、素晴らしい雰囲気に包まれることでしょう。
ララーナが言うように、リバプールは今シーズン、かなりのハードスケジュールをこなしてきました。
しかし、特にここ最近に来て、ターンオーバーが機能し始め、形が出来、結果も出るようになってきたように思います。
エバートン戦では、ある程度フレッシュなプレイヤーも投入できます。
おそらく、エバートン戦を終えた後々まで、ユルゲン・クロップはプレイヤーの起用を考慮していることでしょう。
当面のターゲットになるのは、マージーサイドダービーを除けば、何といってもヨーロッパリーグの準決勝ですね。
これは私の予想でしかありませんが、マージーサイドダービーに出場した大半のプレイヤーが、ヨーロッパリーグに先発で出てくると思われます。
アダム・ララーナも起用される有力な候補の一人でありましょう。
ララーナが躍動する姿、全力で走る姿は、見ていて感動を覚えます。
ぜひとも、最高のララーナを表現してほしいし、それ即ち勝利への方程式かと思います。