マンチェスター・ユナイテッド戦ではドローという結果ではあったものの、クリーンシートを達成したリバプール。
しかし、ウェストブロム戦では、試合時間残り約10分という時間帯に、セットプレイからの失点を許してしまいました。
アダム・ララーナは、クラブのオフィシャルウェブで、チームの課題はセットプレイへの対応であることを認めており、チームとして改善をしていく必要があるとしています。
現時点で、プレミアリーグは9試合が終わっていますが、リバプールのチーム総得点は20で、マンチェスター・シティと並んでトップです。
一方、失点面では、現時点のトップ4の中では最も多いという現実もあります。
リバプールはセットプレイへの対応に問題があるということは、以前から指摘されてきましたが、私としては改善点が明らかなのだから、むしろもっと良くなる可能性を秘めている!と、楽観的にも構えています。
このことに関しララーナは、セットプレイへの対応改善が必須だとしつつ、次のような発言をしています。
「この課題を隠す必要はないよ。ぼく達は、それが個人の問題ではないことが分かっているし、チームの課題として改善していくべきなんだ」
またララーナは、「メンタリティーにも関わってくることなんだ。だからアグレッシブに行かないとね!」という発言もしています。
今シーズンのリバプールは、間違いなく昨シーズンよりも進化しており、観ていて楽しいフットボールを展開してくれています。
プレミアリーグが開幕し、まだ10試合にも届いていません。
ララーナも認めるセットプレイへの対応が上手く出来るようになれば、より上位に安定して居続けることが可能になることでしょう。
今の時点でパーフェクトを求めるよりも、一試合、一試合の積み重ねの中で、着実に進化していくチーム。
そんなリバプールを見せてほしいと願っています。
とりあえず、今の時点では、攻撃力で上回り勝ち点3を逃さない!という戦いがメインになるとは思いますが、やがてクリーンシートは当たり前!というチームになってほしいと期待しております。