以前のことになりますが、私はこの場で、「今シーズンのアダム・ララーナはワンランク上へ行ったのではないか！」という趣旨のことを書きました。
ターンの種類が豊富で素早く、狭いエリアでも局面を打開するプレイに磨きがかかっているように見えるし、相変わらずのフリーランニング、スプリントには、素晴らしいものを感じます。
さらに今シーズンは、ゴールもしっかり決めていますしね。
そんなララーナが、少年時代に憧れていたアイドルについて、Premier League’s official websiteへ向けて語っています。
アダム・ララーナは言います。
「ポール・ガスコインとスティーブン・ジェラードだね」
少年アダム・ララーナのアイドル。
その一人、スティーブン・ジェラードとチームメイトになるとは、予想だにしていなかったことでしょう。
ララーナは、１１歳～１３歳の頃の記憶を語り、ジェラードが毎週のように豪快なミドルレンジからのシュートを決めていたことを憶えているとしています。
ジェラードの弾丸ミドルは圧巻でしたからね！
また、ポール・ガスコインですが、実は私、テレビ観戦ではありましたが、ガスコインが若手としてトップチームにデビューした頃のプレイを観ていました。
そのときの第一印象は、すごいプレイヤーが出てきたな！という一言でした。
ガスコインは、文字通りイングランド期待の星！として、注目されていきます。
病気など、いろいろなことを経験し、プライベートで騒がれたりもしたガスコインですが、フットボールにおける才能は、当時のイングランドにあって抜群だったと思います。
どれだけガスコインが、イングランドの人々にとって印象的な存在だったかを表す一例があります。
若手として台頭しはじめたジョー・コール（チェルシー加入前）は、その抜群の才能を評価され、「ガスコイン以来のショッキングなプレイヤー」と、呼ばれるようになります。
誰にも憧れのプレイヤーという存在が、心の中にあると思います。
ララーナにとっては、その一人がスティーブン・ジェラードだった！
妙に嬉しい話を聞いたような気がしています。