プレシーズン中に腿を痛め、長期離脱中のアダム・ララーナですが、復帰の時が近いということは、何度かお伝えしてきたところです。
これまでにもエコーが情報として出してきていますが、リバプールはインターナショナル・ブレイクの間に、非公開でのフレンドリー・マッチを行う予定のようで、その試合にアダム・ララーナが出るだろうと見られているようです。
いわゆる練習試合と言っていいと思いますが、クローズドにして、一般には公開されない形での試合になるそうです。
リバプール、ユルゲン・クロップ監督としては、実戦形式におけるアダム・ララーナの状態を見たいだろうし、フィット感を得るためのステップかと思います。
アダム・ララーナは、今シーズンに入ってから、まだ公式戦に出場しておらず、徐々にフルパワーにもっていくのだろうとは予想しますが、リバプールの攻撃陣、そのポジション争いが激しくなることは、間違いありませんね。
ただ、今シーズンはチャンピオンズリーグもあるし、上手くターンオーバーを用いれば、同じポジションでも回していけるとは思います。
前線の３人に関しては、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネのトリオがファースト・チョイスで堅いところかと思われるし、となると、フィリペ・コウチーニョが一列下がる形でしょうか。
アダム・ララーナが戻ってきたときには、ポジション的には、ジョルジニオ・ワイナルドゥム、エムレ・チャンとの関係性を見るべきかもしれません。
昨シーズンのことを思い出してみると、アダム・ララーナは、コウチ、フィルミーノといった南米勢と呼吸があっていたし、マネとも良い関係を築いていました。
ここは、ユルゲン・クロップ監督の采配が注目されますね。
とはいえ、ララーナにしろ、コウチにしろ、常に完全な状態でプレイし続けられるとは限らないし、この２人をピースとして持っておけるというのは、非常に良いことだと思います。
誰より、ララーナ自身が、試合に飢えていることでしょう。
注目の復帰まで、あと少し。
そんな段階へ来たようです。