今さっき、プレシーズンマッチの3試合目、対アデレード・ユナイテッド戦が終了しました。
結果から書くと、0-2でリバプールが勝利。
得点者は・・・
67分:ミルナー
88分:イングス
まず、試合全体の感想から書いてみたいと思います。
今日のメンバーだと、ゴールの匂いがするのは、やはりジョーダン・アイブが絡んだときだと感じながら観戦していました。
また、ジェイムズ・ミルナーの動きもチームを助けていたと感じます。
ミルナーは、誠実に守りに戻ってくれるし、攻守両面で、相手ボールをインターセプトすることが、実に上手い。
効いていたと思います。
今回は、ディフェンスに注目していたので、クリーンシートで終えることができ、まずはよかったかな・・・と。
さて、2つのゴールシーンを振り返ってみると、それぞれ意味のあるものだったと思います。
まず、先制点となったミルナーのゴールに至る展開ですが・・・
ヘンダーソンが中央でボールを持ち、前へと進む間、左サイドを全速力で縦に走るララーナの姿が印象的でした。
「左へ出すかな」と、思いきや、ヘンダーソンが選択したのは、右へのパス。
アイブへのものでした。
このボールをアイブが丁寧に中へ入れ、ミルナーが落ち着いてゴール。
影のファインプレイは、ララーナのフリーランニングだったと思います。
次に、2点目ですが、イングス待望のリバプール初ゴールが生まれました。
実は私、今日の課題のひとつとして、もう少しクラインが、前線へあがる回数を増やし、攻撃に参加できたらな・・・ということを書こうと思っていました。
実際、クラインが最前線までトップスピードであがったのは、セカンドハーフの序盤、一回くらいだったと思います。
そんなことを思っている最中、クラインが思い切りよく前線へあがり、イングスへ縦パス。
見事にゴールとなったものです。
新加入組のコンビネーションからのゴール。
イングスは勿論、クラインも嬉しかったことでしょう。
結びに、今後、注目していきたいのは、フリーキック、コーナーキック、そしてPKを誰が蹴るのか?という部分です。
今日の顔ぶれだと、ヘンダーソンかミルナーということになったと思いますが、ここにコウチーニョが加わったとき、どうするか?
セットプレイは、ある意味重要な武器になるだけに、しっかり煮詰めていってほしいと思います。
それにしても、若手のゴメス。
本職ではない左サイドバックなのに、駆け上がるパワーとスピードもありますね。
たいしたものです。