かねてから、アルベルト・モレノには厳しい意見を述べてきたジェイミー・キャラガーですが、本来はミッドフィールダーであるジェイムズ・ミルナーが、左サイドバックでのファーストチョイスになっている現状を鑑みれば、もはやリバプールにはモレノの居場所はないと考えているようです。
キャラガーとしては、補強により、リバプールは新たな左サイドバックを連れて来るだろうとの見方をしているとのこと。
キャラガーの発言は、エコーも伝えていますが、これはTalkSportへ向けて語ったもので、その一部について見てみたいと思います。
(JC)
明らかに、ジェイムズ・ミルナーのほうがアルベルト・モレノよりも評価されているね。
左サイドバックとして、そのポジションにミッドフィールダーを監督が起用しているならば、クラブでの時間は終わったということだ。
だから、私としては、1月あるいはシーズン終了後には、誰か左サイドバックを連れて来ると予想しているよ。
ミルナーは、非常によくやっていると言わざるを得ないね。
しかし、この役割は、彼のキャリアにとって簡単なことではないだろう。
ただ、私としては、今の状況がフルシーズン続くとは思っていないし、クロップそしてチームは、左サイドバックをスカウトしてくると確信しているよ。
モレノには、もはや時間がないことは明白だからね。
キャラガーが、モレノに対して厳しいのは、今にはじまったことではありませんが、まずモレノがすべきことは、出場のチャンスが巡って来たときには、しっかりと存在感をアピールすることでしょうね。
その直近のチャンスが、リーグカップのダービー・カウンティ戦かと思います。
モレノの場合、スピードといい左足のパンチ力といい、良いものをもっていると思うので、改善すべき点があるとすれば、やはり一番は安定したディフェンス力かと思います。
守り方というものは、指導をきちんと受け、トレーニングでじっくり取り組めば改善しやすいポイントだと、個人的には思うのですが、モレノが一皮むけられるか?でしょうか。
いずれにしても、リバプールの左サイドバックといえば、夏前から多々話題になっていたポジションではあり、キャラガーが言うように、早ければ1月にもクラブが動く可能性は結構あるように思います。
ただ、それまでにも試合は沢山あるし、私としては、まずダービー戦でモレノが出て来た場合、そこでの奮起を期待したいと思っています。